2017年4月13日、フジテレビ系にてスタートしたドラマ「人は見た目が100パーセント」。

主演に桐谷美玲さん、水川あさみさんに加え、あの「キャリアウーマンネタ」で今年大ブレイク中のピン芸人・ブルゾンちえみさんが出演することでも放送前から話題となっていました。

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今回は、本作のあらすじと感想をまとめてみました。

原作は大人気コミック

原作は、女性コミック誌「BE・LOVE」にて連載中の大久保ヒロミさんの同名コミックです。

2014年から連載がスタートすると、そのリアルな内容で読者の女性たちから絶大な支持と共感を獲得し大人気作品になりました。

また、作中に登場する「JSM」も重要なキーワード。これは「JS=女子M=モドキ」、つまり「女子モドキ」の略称。

何とも強烈な言葉ですが、「おしゃれ女子になりきれていない女子」な主人公たちを表す言葉として登場すると、女性ファッション誌で「JSM特集」が取り上げられるなど、たちまち作品を飛び出して大きな話題となりました。

そんな本作が、今回満を辞して連続ドラマ化となったのです。

第1話あらすじ

製紙会社の研究員・城之内純(桐谷美玲さん)。

性格は真面目だけど、地味で自分に自身も持てず、おしゃれとは無縁な生活を送ってきた理系女子、いわゆるリケジョ。

第1話は、純が勤める製紙会社が大手化粧品メーカー・クエレラジャパンに吸収合併されるために、同じ部署で働く前田満子(水川あさみさん)、佐藤聖羅(ブルゾンちえみさん)と「ビューティー研究」を始めるところからスタートします。

満子と聖羅も、それぞれおしゃれとは程遠い人生を歩んできたリケジョ。

まずは男子が放っておけなくなるという「ウサギ顔メイク」の研究に四苦八苦する彼女たちですが・・・。

丁々発止の女子トークならぬ「JSM」トーク

まず際立つのは、ずばり軽妙なテンポで展開される3人の会話。

就業後の研究所で、パーティー会場の片隅で、初めて3人でご飯を食べに行ったレストランで繰り広げられるやり取りは、リケジョたちのおしゃれに対する苦悩や困惑、リケジョならではの無駄に深すぎる発想が随所にちりばめられていて何度も笑ってしまいました。と、同時に女性ならではの「あるある!」と共感できる部分も多く、冒頭からのめりこむことができました。

そして、そんなやり取りに、ほとんど違和感なく溶け込めているブルゾンさんがすごい!今回がドラマ初出演とは思えないほどの演技力を見せ付けています。

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桐谷が!水川が!ブルゾンもほぼすっぴん!

また地味な研究員という役柄から、美人女優2人と濃いメイクでお馴染みな女芸人が、ほぼすっぴんとも言える貴重な素顔を惜しげもなく披露しています。

「世界で最も美しい顔100人」にランクイン経験を持つ桐谷さん、クールビューティーな印象で人気の水川さん、そして普段は太いアイラインに赤リップというインパクト大なメイクでも人気なブルゾンさんの「地味」を追及した貴重な素顔は必見です。

桐谷がマンボウに?

さらには「ウサギ顔メイク」失敗に追い詰められた純がやけくそになって「マンボウ顔」を思いつくシーンではCGを使った桐谷さんの衝撃的な「マンボウ顔」が登場したり、随所に時事ネタやテロップがちりばめられたりなど、ツッコミを入れたくなるような、それでいて思わず笑ってしまう演出も大きな見所だと思います。

アイグロス?アフガン巻き?これは観るファッション誌!

本作のテーマは「JSM」たちのおしゃれ奮闘。

つまり裏を返せば、このドラマを見れば彼女たちと一緒に「ビューティー研究」ができるのではないでしょうか?

「JSM」なのかはさておき、おしゃれに疎い私にとって、この第1話だけでも聞いたことのない言葉がたくさん。これはまさしく「観るファッション誌」ではないだろうか、と感じた次第なのです。

合併先・クエレラジャパンのパーティーに参加した3人ですが、そこで純は抽選会で当選した新作のアイグロスを唇に塗って大恥をかき、かなり散々な目に・・・。アイシャドウのようにまぶたに塗るという「アイグロス」なるものは初耳だったので「言われなきゃ分からない!」とツッコミを入れていました・・・。でも、このドラマがなければもっと知るのが遅かったかも?

また、メイクに次いで3人が研究を始めるのがストール。

これもなかなかの上級ツールです。私もかわいらしいものを数枚買っておきながら使いこなせずに箪笥の肥やしにしていました。純が差し出したファッション誌にあるのはアフガン巻き、ミラノ巻き、ワンループ巻きなど、思わず満子と一緒に「ややこしい!」とツッコミたくなるネーミングと巻き方ばかり・・・。

でも短い時間で分かりやすく説明してくれているので「さまになるかはともかく、やってみようかな?」と思わせられました。

胸に刺さる國木田の言葉

さて、この後3人の前に現れるのがクエレラジャパンの研究センター長・國木田修(鈴木浩介さん)。

パーティーで完膚なきまでに叩きのめされた3人に、彼は言い放ちます。

「これからはもう少し身なりに気を遣ったほうがいいんじゃないですか?人は見た目が100パーセントですから」と。

胸にぐさりと刺さってえぐられるような言葉ですが、この後も國木田は純たちにストレートで的確な「ビューティー助言」をしていきます。

彼の言葉が、今後3人をどう変えていくのか?鈴木さんの独特な演技力も光るこの役どころも注目したいです。

応援したいと思わせる、地味でまっすぐな「JSM」たちに期待!

「人は見た目が100パーセント」第1話について、書いてみました。

このドラマの重要なポイントが「主人公たちに共感できるか」だとしたら、私としては合格点だと思います。

純が、「常に日の当たらないところを見つけて、目立たないように生きてきたのに」と語るシーンがあります。桐谷さんの痛々しいくらい悲しげな演技力に、ただただ圧倒されたのですが、純の自分への自信のなさ、生真面目でまっすぐすぎる性格を、とてもよく表していたと思います。

きっと、それは満子や聖羅も同じで、決して女であることを怠けていたわけではなく、それなりに一生懸命に生きてきたけれど、仕事や自信のなさにかまけて諦めてしまっていたのかもしれません。

そして、それは私も大いに心当たりがありました。だからこそこんなにこのドラマに共感し、彼女たちを「頑張れ!」と応援したくなるのかもしれません。

早くも、TwitterなどSNSでも話題沸騰の本作。

自分自身の成長と一緒に、「JSM」の成長を見届けるのが楽しみな新ドラマです。