足が、パンパンに腫れ激痛が走る痛風。

痛風になると普段の生活も不自由になり、食事なども気をつけなければならなくなります。

痛風を予防する方法はいくつかありますが、運動もそのひとつ。

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ただし、間違った運動をしてしまうと却って痛風を呼び起こすことになりかねません。

痛風を予防するためには、どのような運動をすればよいのでしょうか?

痛風の原因

痛風になる原因は、体内の尿酸が増えること。

痛風とは、体内で増えて結晶化した尿酸を白血球が排除しようと働くことで、引き起こされる炎症反応です。

尿酸は細胞に含まれるプリン体が原料であり、プリン体が増えれば生成される尿酸も増加し、尿酸値を上昇させることになるのです。

プリン体の生成を抑え、体内の尿酸を減らせば痛風を防ぐことができますが、その方法には2通りあります。

1つは、体内で生成されるプリン体・尿酸の量を減らすこと。

もう1つは、体内で生成された尿酸を排出することです。

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痛風にかかりやすい人

痛風患者は、30代・40代・50代の男性を中心に全国に50万人、尿酸値が基準の7.0を上回っており、痛風予備軍と呼ばれる高尿酸血症の患者は、500万人を超えているそうです。

その中でも、特に肥満の人は痛風にかかる傾向が高いのです。

痛風の予防には、体内で生成される尿酸量を減らし、体内に溜まった尿酸を排出することが大切です。

しかし、肥満により体内で分泌されるインスリンには尿酸を生産し、尿酸の排出を邪魔する働きがあるのです。

肥満を解消することは、痛風を防ぐために必要不可欠なことなのです。

そして、肥満を解消するためにはやはり適度な運動は欠かせません。

それでは、どのような運動が痛風予防に効果的なのでしょうか?

痛風予防に効果的な運動

痛風予防に効果的な運動、それはズバリ「有酸素運動」です。

有酸素運動とは比較的負荷の軽いゆったりとした運動で、例えばウォーキングやジョギング、軽い水泳などがあります。

有酸素運動は、酸素によって体脂肪を燃焼することができるので、肥満解消に効果的です。

ゆっくりと20分以上体を動かすことで、脂肪も燃焼されやすくなります。

呼吸をしながら行う、ストレッチやヨガなども効果的です。

また、日頃の生活の中でも、エレベータやエスカレータではなく階段を使う、一駅分多く歩く、など有酸素運動を取り入れることができるシーンはあります。

できるだけ、日常生活に有酸素運動を取り入れてみましょう。

ただし、水分補給だけは忘れないでください。

軽い有酸素運動でも、汗をかきます。

汗をかくと体内の水分が減り、体内の尿酸濃度が高まり尿酸が結晶化しやすくなります。

また、発汗により尿量も減るため、尿酸の排出量も減少します。

痛風予防にとって、水分補給は最も簡単で大切なことです。

運動前から運動後まで、必ず意識的に水分補給をしながら有酸素運動を行ってください。

痛風予防に逆効果な運動

有酸素運動とは逆に、無酸素運動は体内で尿酸を増やしてしまうので痛風予防には逆効果です。

無酸素運動とは激しく体を動かし負担のかかる運動のことで、例えば筋トレやダッシュ、種目でいうとウェイトリフティングやサッカーなどがあたります。

激しい運動をすると細胞が破壊され、それを修復するために新しい細胞が生まれます。

すると、体内のプリン体も同時に増えることになるのです。

激しい運動の後は、一時的に体内の尿酸値も上昇します。

普段運動不足の人が、突然過度な運動や激しく負担の大きな運動をすると、体内で多くの尿酸が生成され痛風を引き起こしやすくなりますので、注意が必要です。

最後に

痛風の原因は、プリン体から生成される尿酸が体内に溜まること。

そして、肥満状態にある人ほど、尿酸は体内に溜まりやすい傾向にあります。

まずは、適度な運動を行って肥満を解消していきましょう。

尿酸値減少と肥満解消は密接な関係にあり、その両方に効果的なのが有酸素運動を続けることです。

最初は1週間のうち3日くらいで大丈夫なので、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を取り入れる時間を作るよう工夫してみてください。

そして、有酸素運動をするときは水分補給を怠らないこと。

水分補給を十分に行うことで、有酸素運動もより効果的になります。

激しい運動、無酸素運動は体内の尿酸を却って増やすことになり痛風予防には、逆効果なので気をつけてくださいね。

無理なく、体に負担をかけず、継続することができる有酸素運動を日々の生活に取り入れながら、痛風予防と肥満解消を目指しましょう。