猫を見ていると、色々な座り方をしていることに気付きませんか?
猫の座り方は、大きく分けると6種類あります。
どうやら、気分によって座り方が違うようです。
それでは、6種類の座り方とその時の気持ちについてお話をしていきましょう。
香箱座り
猫をイメージする時に、一番良く思い浮かべるのがこの姿ではないでしょうか?
香箱座りは、前足と後ろ足を体の下に隠す座り方です。
その姿はキレイに四角く整っており、まるで「香箱」のようだということで、この名前が付きました。
足を折りたたむ座り方なので、体の大きなライオンやトラには出来ないです。
そのため、猫にしか見られない座り方だそうです。
この座り方をしている時は、とてもリラックスしています。
香箱座りでは前足を折りこんでいますので、咄嗟の時に動けない危険な座り方とも言えます。
余程安心している時じゃないと、この座り方はしません。
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スフィンクス座り
お腹を床につけ、前足を前に出す座り方です。
犬の「伏せ」と言えば、イメージしやすいでしょうか。
まるでスフィンクスのように見えるので、この名前が付きました。
この座り方の時も、落ち着いていると言えるでしょう。
香箱座りよりは、機敏に動ける体勢になっています。
やや警戒しながらも、リラックスしているという感じですね。
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エジプト座り
犬の「おすわり」と同じ座り方で、お尻だけを床につけた状態です。
エジプトの神「パステト」が、猫の姿の時にこの座り方をしていたことが、呼び方の由来となっています。
この姿勢の時は、一応落ち着いているけど警戒もしている状態にあります。
野良猫によく見られる座り方です。
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しっぽ巻き座り
しっぽが長い猫によく見られる座り方で、エジプト座りの時にしっぽを巻きつけます。
寒い時期によく見られるので、防寒対策とも言われています。
スコ座り
スコティッシュフォールドの座り方として有名です。
お尻を床につけて、お腹を上に向けた座り方です。
後ろ足を開き、その間に前足を置くというスタイルです。
おじさん座りとも呼ばれます。
とてもリラックスした状態と言えるでしょう。
スコティッシュフォールドには、骨軟骨異形成症が多く見られます。
このため、関節が痛むから、少しでも負担の少ない座り方をしていると考えられています。
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横座り
スフィンクス座りから、ちょっと横に崩したような座り方です。
女座りとも呼ばれ、寝転ぶ状態に近いです。
前足が地面についている時は、リラックスしながらも一応すぐに動ける状態。
少しだけ警戒していると言えます。
もし、前足が完全に投げ出されていれば、安心しきっています。
寝る準備に入っているのかも知れません。
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最後に
猫の座り方と、その時の猫の気持ちをまとめてみました。
何気なく座っている猫ですが、その座り方から警戒度が分かります。
愛猫がリラックスした座り方をしているのが分かれば、一層可愛く思えることでしょう。
あなたの家の猫の座り方も、観察してみてくださいね。
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