痛風の予防というと食事制限を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は運動することも痛風の予防になります。

また、痛風だけでなく他の病気の発生率も下げることができます。

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しかし、運動といってもただ体を動かせば良い、という訳ではありません。

痛風の予防に適した方法で体を動かしましょう。

痛風と運動の関係

痛風の原因は、体内の尿酸値が上がることです。

尿酸とはプリン体という物質から出た老廃物です。

運動をして体を動かすとエネルギーが消費され、無くなったエネルギーの補充をしようと体内でプリン体が作られます。プリン体は体の細胞を作りだすために重要な役割があります。

プリン体や尿酸を運動方法はありませんが、肥満の解消や予防になります。

肥満体型の場合インスリンというホルモンが増加し、腎臓に尿酸が溜まり尿酸値を上げてしまい、痛風を発症するリスクが高まります。

また、痛風の合併症である高脂血症や糖尿病などの生活習慣病の発症リスクを下げることもできます。

このようなことから、運動して肥満を予防や解消することは、痛風予防につながるのです。

痛風予防の運動のポイント

運動をする時期

痛風予防のために運動を行うときは、発作が起きていないときに行いましょう。

発症しているときに無理に運動すると、発症している間接部分が損傷してしまいます。

普段の生活の中で、無理のない範囲で続けることができるように習慣づけましょう。

すぐに効果を期待しない

予防目的の運動ですので、すぐに効果は出ません。

効果を感じることができないからといって、すぐに運動を止めたり、焦って無理な運動をしたりしないようにしましょう。

水分補給を忘れずに

運動すると、発汗などで体内の水分が排出されます。

そうすると尿の量や回数が減ってしまい、尿酸の排出量も減ってしまいます。

これでは逆効果ですので、しっかりと水分補給することを忘れないでください。

痛風予防に適した運動方法

運動するといっても、身体を動かす方法はいろいろあります。

運動は大きく分けると、無酸素運動と有酸素運動の二つがあります。

痛風予防に適しているのは、有酸素運動です。

無酸素運動

身体を動かすときに呼吸を止めたり、呼吸が浅くなったりする運動を無酸素運動といいます。

ダッシュや筋トレなどがこれに分類されます。

無酸素運動は、身体のエネルギーを多く使って尿酸を作り出してしまうので逆効果です。

有酸素運動

あまり筋肉を使わず、ゆっくりと継続的に体を動かすのが有酸素運動です。

エネルギーの消費量が少ないので、新陳代謝も活発にならずプリン体や尿酸も増えないため、痛風の予防に向いています。

ウォーキングやサイクリング、水泳、踏み台運動、ヨガなどが有酸素運動になります。

息が上がらない程度の運動を20分以上行うと良いでしょう。脂肪が燃焼されるのは、運動を始めて20分後ですので、続けることが大切です。

運動のために時間を作ることができないという場合は、日常生活の中にできるだけ取り入れてみましょう。

たとえば、エスカレーターやエレベーターを使わず階段で上り下りをしたり、仕事帰りに一つ前の駅やバス停で降りて歩いたりするのも良いでしょう。

無理せず続けることができるように

痛風予防のために運動するのは、とても良いことです。

しかし、あまり運動することにこだわらないようにしましょう。

運動するための時間を作らなければと思うと、どうしても続かなくなってしまいます。

ストレスを抱えることも、痛風の原因とされています。予防のための運動が原因でストレスを抱えてしまうと、元も子もなくなってしまいます。

まずは、普段の生活の中でできることを考えて、自分に合った方法を見つけて続けていきましょう。