空気が乾燥するこの季節は、インフルエンザや溶連菌などの感染症が流行します。

溶連菌感染症は、子どもだけではなく大人にも感染することをご存知でしょうか?

今回は、溶連菌感染症についてお伝えいたします。

溶連菌感染症とは

溶連菌感染症は冬から春にかけて流行りますが、1年中注意が必要な感染症です。

溶連菌感染症は溶血性連鎖球菌という細菌がのどに感染することで、咽頭痛などを引き起こします。

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のどに感染するということで、のどの症状がひどいのが特徴です。

溶連菌感染症を発症した場合、急性腎炎など病気の原因になることがあるので最後までしっかり治療を受けるようにしましょう。

溶連菌感染症の症状

潜伏期間は2日〜5日程度です。

溶連菌感染症の主な症状は発熱、頭痛、倦怠感、咽頭痛、腹痛、吐き気、嘔吐、発疹、イチゴ舌(舌にぶつぶつ)などです。

咳や鼻水の症状がなく、喉の痛みが強い場合は溶連菌の疑いがあります。

感染拡大や合併症の危険性があるため、自己判断せず少しでも疑いがある場合は、医療機関に受診するようにしましょう。

溶連菌感染症の代表的な合併症の一つに急性糸球体腎炎を引き起こす可能性があります。

高血圧、足の浮腫、血尿などの症状が出た場合は急性糸球体腎炎を起こしているかもしれません。

再度医療機関を受診してください。

小児の場合は1ヶ月間ほど注意が必要です。


溶連菌感染症の治療

溶連菌感染症の治療には、抗生物質の服用が効果的です。

抗生物質を服用して24時間後には感染力がなくなるため、熱が下がっていれば通園・通学可能です。

お薬の服用を途中でやめてしまうと再発する可能性がありますので、医師の指示に従って10日間から14日間は抗生物質を服用するようにしましょう。

抗生物質を服用しても喉の痛みなどの症状が改善されない場合は、他の病気の可能性があります。

その場合は再度、病院に受診してください。

溶連菌感染症の予防

溶連菌感染症の感染通路は、咳やくしゃみなどによる飛沫感染と手指を介して感染する接触感染と言われています。

溶連菌感染症は菌の中でも感染力が強いと言われています。

しかし、溶連菌感染症に対する予防のためのワクチンはありません。

予防策として、手洗いうがいや飛沫感染を防ぐためにマスクの着用が効果的です。

一度かかっても何度も感染することがあるので日頃からの予防を心がけましょう。

最後に

溶連菌感染症は子どもだけではなく大人にも感染します。

疲れやストレスなどによって免疫力が低下している方は、特に注意が必要です。

感染拡大や再発を防ぐためにも溶連菌感染症の疑いがある場合は早めに病院に受診し、きちんと治療を行いましょう。