神奈川県の三浦半島にある「小網代の森」は、首都圏で唯一の貴重な自然環境が残る場所です。

森から海までの連続した自然環境がそのまま残されており、たくさんの動植物が生息しています。

絶滅危惧種も見られ、生物の多様性が注目されています。

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そんな小網代の森の生き物で、私がとても好きなのがカニです。

ユーモラスな動きや、かっこいい姿など、見ていて飽きないカニ達。

小網代の森には、50種類以上ものカニがいるとされています。

その中から、見つけやすい種類をご紹介いたします。

小網代に住むカニについて

森から海までの、連続した自然環境が残る小網代の森。

ここでは、様々な種類のカニを見る事が出来ます。

水のある海や干潟だけではなく、なんと海から離れた場所にもカニ達は暮らしているんですよ。

これらのカニ達を、素敵なイラストで紹介している本も出ています。

『小網代の谷のカニ図鑑』という本で、私も購入したのですが、とても繊細なイラストと解説で楽しめます。

住んでいる場所別に、カニの種類を挙げてみますね。

  • 森 ・・・ アカテガニ
  • 川 ・・・ モズクガニ、サワガニ
  • アシ原 ・・・ アシハラガニ、ヒメアシハラガニ、ベンケイガニ、ハマガニ、フタバカクガニなど
  • 干潟 ・・・ マメコブシガニ、チゴガニ、ハクセンシオマネキ、コメツキガニなど
  • 岩礁 ・・・ ヒライソガニ、ケフサイソガニ、オウギガニ、タイワンガザミなど

アカテガニ

ベンケイガニ科で、普段は水から離れた場所で巣穴を掘って暮らしています。

夏の大潮の夜になると、産卵のためにメス達が海に集合します。

私も見に行った事があるのですが、ものすごい数が集合しますので感動的ですよ。

夜に、産卵シーンを観察するイベントもありますよ。

アシハラガニ

モズクガニ科です。

アシ原に生息していて、潮が引くと見つけやすいです。

腐敗した物などを食べてくれるので、干潟が臭くならずに済んでいます。

イシガニ

ワタリガニ科です。

岩礁や干潟に生息している、肉食のカニです。

クロベンケイガニ

ベンカイガニ科です。

気性が荒く、近寄ると威嚇してきます。

湿った場所でよく見られます。しっかりした体付きをしています。

コメツキガニ

コメツキガニ科です。

とても小さいカニで、このカニがいる辺りは小さな砂の塊がたくさんあります。

潮が引くと、巣穴から出る時に砂をかき出すのが特徴です。

とても動きが素早く、人が近づくとすぐに巣穴に潜ってしまいます。

チゴガニ

コメツキガニ科です。

小網代のカニの中で、私が一番好きなカニです。

たくさんのチゴガニ達が、一斉にバンザイをする姿が特徴的です。

ハクセンシオマネキ

スナガニ科です。

白く美しい姿をしたカニで、片方のハサミがとても大きくなっています。

絶滅危惧種です。

最後に

小網代の森で暮らすカニの中から、私が実際に見つけた種類をご紹介いたしましたが、いかがでしたか?

小網代の森では、もっともっとたくさんの種類を見つける事が出来ました。

美しいハクセンシオマネキや、ユーモラスなチゴガニのダンス、感動的なアカテガニの産卵など、素晴らしいカニ達の暮らしぶりを見る事が出来ますよ。

私はサンダルで行ってしまった事があったのですが、泥に足がはまった足を抜く時に、サンダルが脱げて取るのが大変でした。

もし泥の場所などを歩くつもりでしたら、しっかりした靴で行くことをおすすめします。