年中通して疲れた体を襲ってくる風邪。

風邪のひきはじめや、熱が出たとき、咳や鼻水が止まらないとき、基本的に市販の薬で済ませてしまう方は多いと思います。

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仕事の合間を縫って病院を受診するのは大変なことです。その点ドラッグストアは通勤途中によることもできますし、最近ではコンビニでも薬が手に入ります。

しかし、薬には副作用がつきものです。それは避けたい。そう思う方には鍼灸がおすすめです。

今回は風邪に対する鍼灸治療と、自宅でも出来る風邪に効くツボを紹介します。

そもそも風邪とは

そもそも風邪とは、どのような状態を表しているのでしょうか?

風邪とは、上気道と呼ばれる領域の感染症の事を表しています。

上気道とは鼻、のど(喉頭、咽頭)、気管支、気管が含まれる空気の通り道です。

そこにウィルスが感染することで炎症が起き、くしゃみ、鼻づまり、鼻水、咳、痰、発熱などの症状が現れます。

それぞれの症状は、ウィルスを外に出したり倒したりする反応なので無理に止めることで逆に風邪が治りにくくなり、長引いてしまう可能性もあります。

しかし、風邪は長くても大体1週間で自然に治ります。

とはいえ、1週間も居座られては仕事や学校に影響が出てしまいます。なので、早めに治すことが大切です。

また、同じウィルス感染であるインフルエンザは重症度が風邪とは違いますので気をつけましょう。

風邪の鍼灸治療

鍼灸治療のベースである東洋医学では、風邪は風邪(ふうじゃ)と呼ばれています。

風邪は万病のもとと考えられています。

また、風邪は寒性のものと熱性のものに分けられます。

西洋医学の薬は、熱性のものに効果的と言われています。西洋医学の薬では、寒気を取り除くのは困難です。

東洋医学で、寒性の風邪を治療する場合は、お灸が効果的です。

東洋医学は、2000年以上前からある医学で、当時は今のように薬などはあまりありませんでした。

その当時から風邪の治療に鍼灸は使われていますので、効果はとても期待できます。

セルフケアで風邪治療

鍼灸院に行く時間がない、という人もいるでしょう。

そこで、自宅でもできる鍼灸を応用した風邪の治療法をご紹介します。

首の付け根、ちょうど首を前に倒したときに服のえりがあたるところに出っ張る骨があります。

その骨のすぐ下に大椎(だいつい)というツボがあります。

この周辺をドライヤーで温めることで、風邪から来る寒気に効果が期待できます。

次に天突(てんとつ)というツボを紹介します。

このツボは首の前側の付け根、左右の鎖骨の間にあります。

ここもドライヤーを使い温めることで、咳や痰に効果が期待できます。

最後に

ここまで、風邪に対する鍼灸治療について紹介してきました。

しかし、最後に紹介したのはあくまでもセルフケアですので、効果があまりない場合はしっかりとした治療を受けるようにしましょう。