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アメトーーク!「先生になりたかった芸人」のネタバレと感想とまとめ。

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2017年10月5日に放送された、「アメトーーク!」を見ました。

今回のテーマは、「先生になりたかった芸人」です。

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目次

出演メンバー、オープニング

出演者は、MCに雨上がり決死隊の宮迫さん、蛍原さん。

ケンドーコバヤシさん、大久保佳代子さん、オリエンタルラジオの中田敦彦さん。阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子さん、あばれる君。そして、昨年芸人を辞め、脚本家・演出家になった、元カリカの家城啓之さんです。

ゲストには、こじるりこと、小島瑠璃子さんを迎えました。

学園ドラマなどで憧れた、教師像や、もし自分ならなどを語り、学校教育に一石を投じる?1時間です。

今回のテーマで、リーダー席に座る、ケンコバさん。実は、お祖父さんが校長先生だったそうです。破天荒キャラでも、お家柄は真面目だと言われていました。

大久保さんは、国立・千葉大学文学部を卒業し、教員の免許を取ろうと、勉強していたそうです。しかし、勉強が忙しく、難しかったので、諦めてしまったと言います。

勉強大好き芸人の中田さんは、教師への憧れで、塾の講師を経験しています。その中で、内容を教えるよりも、生徒に笑ってもらう方が楽しくなり、芸人になったのだそうです。でも、今でも時々、もし仕事がなくなったら、どこの塾に行こうかなと、考えていることを明かしました。

中田さんの隣に座る、家城さんは、現在一般人ですが、オファーを貰った際に、「芸人を辞めています」と伝えた所、「関係ない!!」と言われ、今回出演することになりました。

事務のおばさんのように座っていた、渡辺さんは、実際に国語の教員免許(中・高)を取得しています。教育実習時代の写真が、映りましたが、本当に女子大生?と目を疑うほど、ベテランに見えました。

あばれる君も、社会(中学)と世界史(高校)の教員免許を、取得しています。あばれる君は、教育実習の授業の様子を映したVTRが流れ、真面目に一生懸命授業する姿が、印象的でした。当時の手作り教材も、綺麗に保存していて、真面目な性格が伺えます。

生徒から呼ばれたいアダ名

自分が先生なら、生徒からこんな風に呼ばれたい!理想のアダ名を発表しました。

ケンコバさんは、”センコバ”です。友達のように、接してほしいという、思いからだそうです。

大久保さんは、”かよねぇ”です。こちらも、親しみを持たれたいからだと言います。

家城さんは、”ブサイク先生”です。裏で100%言われるなら、オープンに言ってほしいから、という理由です。

あばれる君は、見た目から”一休先生”、渡辺さんは、今と同じ”エリツィン”でした。

最後に、中田さんは、みんなと違い、裏で”悪魔”と呼ばれたいそうです。最初は、とても嫌な奴で、情や青春よりも、成績を第一に考える教師ですが、段々とそれが、生徒のためだったと分かってきます。そして、最終的に、生徒から「あの優しい悪魔を忘れない。」と言って、もらうのが、中田さんの理想です。こんなストーリーのドラマが、あったような…?

皆さんがそれぞれ、影響を受けたドラマがあるようで、服装で分かりやすい方もチラホラいました。ケンコバさんは、思いっきり、金八先生そのものでした。

こんな先生になりたかった!!

理想の先生像を、本人出演で、ドラマ風に撮影してきてくれました。

まずはケンコバさん。熱血系のテーマソングに乗って、手のかかる生徒を排除する学校側と、その生徒の味方になってあげる教師という、どこかで見たことのあるストーリーでした。生徒を”腐ったミカン”呼ばわりし、明らかに金八先生の内容でしたが、センコバが「お前は腐ったミカンじゃない!カスピ海ヨーグルトだ!」と、ちょっと意味のわからないセリフも飛び出し、最後は、生徒と抱き合う、感動のシーンに仕上がっていました。VTR明け、ケンコバさんは感動していましたが、他のメンバーからは、泣けない!とブーイング。

ケンコバさんの理想の教師像は、やはり金八先生でした。

校長先生役のエキストラの、芝居がヘタで、イジられる場面もありました。

続いて、渡辺さんの、理想の教師像の舞台は、女子校です。明るい生徒達の中で、クラスに馴染めない女子が一人、渡辺さんは、何故だろうと考えていました。すると、放課後、その生徒がやって来ます。家庭科で作ったハンバークを、先生に食べて欲しくて、多めに作ったと、持ってきてくれたのです。そんな、感動的なストーリー。実は、教育実習で、実際にあった出来事なのだそうです。渡辺さんの、「よく焼き〜!」というセリフが、忘れられないドラマでした。

次は、あばれる君です。問題児である、青谷という生徒を、何とかしてあげたい、一休先生。他の生徒との、喧嘩を止めると、殴られてしまいます。負けてしまった青谷に、倒れ込む一休先生は、一球のボールを渡します。「そのエネルギー、野球にぶつけてみないか」と言葉をかけた、その数年後、青谷はプロ野球選手となり、ヒーローインタビューで、野球をやってみないかと勧めてくれた先生に、お礼を言うのです。BGMで流れた、GReeeeNの曲も、バッチリでした。涙する一休先生かと思いきや、オチは桑田真澄さんの顔マネという、裏切りで、あばれる君のVTRは終了しました。

家城さんの理想像は、クラスに馴染めずに、階段でお弁当を食べる生徒に、寄り添う教師です。友達がいないと、悩む生徒に「お前はクラスで浮いているかもしれないけど、先生は、だいぶ世間から浮いている!!」と、自虐を込めた慰めをすると、生徒も勇気づけられ、明るくなっていくというストーリーです。しかし、ブサイク先生のエピソードで、「フェスで白人男性に、アフリカの黒人女性に、間違えられたことがある」というものは、衝撃的でした。最後に生徒が、「先生みたいに、ブサイクが生きていると思うと、元気が出る」というセリフを残して、笑顔で立ち去ると、悲しそうな表情を浮かべた、ブサイク先生でした。

スタジオでも、感動の拍手を受けた、家城さん。以前に、全国の10代に向けたラジオ”SCHOOL OF LOCK!” にて6年半、やしろ教頭という立場で、パーソナリティを務めていました。そこで、10代に対しての愛情が芽生え、「生徒の後ろからついていく先生」が必要だと感じていたそうです。生徒にからかわれながらも、一番後ろから、誰が遅れているかな?とよく見て、背中を押してあげる存在になりたいと、熱く語りました。その想いが伝わったのか、生徒役のエキストラも、しっかりとした芝居で、家城さんを援護していました。

続いての、理想像は中田さんです。全身黒い出で立ちで、笑顔を見せない、異様な雰囲気を放つ先生。新任のクラスに入るや否や、自己紹介もせず「テストを行います」と一言言い放ちます。成績下位にはペナルティを与え、上位には特権を与える。「いい加減目覚めなさい」というセリフや、「テスト開始」の合図と共に、解答用紙をばらまく演出は、まさに天海祐希さん主演の、あのドラマそのもの!映像も凝っていて、中田さんがとても影響を受けたのが分かります。

ラストは、大久保さんです。BGMから何だか怪しい…色気のある先生に、男子生徒がからかうという内容で、「まいっちんぐマチコ先生」という、1981年放送のアニメをイメージしたそうです。古いですね〜。

憧れのシーン!!

先生になったら、やりたいシーンを、再現ドラマで公開しました。

まずは、渡辺さん。ある日の放課後、生徒とたわいない会話を、交わすシーンからスタートです。好きな音楽の話を、何気なくするも、生徒は知らずに、ジェネレーションギャップを感じる、エリツィン。それから月日が経ち、卒業式の日、最後のホームルームで、生徒達から歌のサプライズプレゼントが、突然始まりました。知らなかった曲を、生徒達が覚えて、練習してくれたことに、感動するエリツィンは、自分も一緒になって歌い、ハモっていたのでした。これは、感動しますね。エキストラの歌声も、素晴らしかったです。

続いて、あばれる君は、新たに赴任してきた学校での、最初の自己紹介のシーンです。力強く黒板に名前を書き、話を聞かない生徒に一喝、「バカとブスこそ東大に行け!」と、これもどこかで聞いたセリフを、言い放ちました。懐かしい主題歌が流れるも、やっぱり最後は桑田真澄さんの顔マネが、オチでした。

家城さんの、憧れのシーンは、かなり荒れたクラスでの、ホームルームのシーンから。全く話を聞かない生徒たちが、「そこそこの人生で良いし」とつぶやくと、ブサイク先生の心に火が着きました。そして、飛び出したセリフが「バカとブスこそ、東大に行け!」と、まさかの2連続”ドラゴン桜”!「俺みたいになるなよ〜」と、やはり自虐で、VTRは終了しましたが、スタジオの家城さんと、あばれる君は、焦った表情でした。いいドラマの名シーンは、みんなやりたくなるんでしょうね。

次は、ケンコバさんの、憧れのシーンです。柔道部の顧問で、自転車に乗って部員を引き連れて、ジョギング中。前からくる、ユニフォーム姿の女子テニス部に、目を奪われ、その後ろをついて行ってしまうというシーンでした。これも、金八先生のオープニングで、ありましたよね。「おいおい、センコバ!またかよ〜」という、最後の生徒のセリフが、ソレっぽかったです。

中田さんが、憧れているシーンは、卒業式で、女子生徒から、好意を寄せられるシーンです。直接的な言葉で言われなくても、生徒のセリフに、笑わない悪魔も思わず、口角を上げてしまった、素敵な場面でした。最後は、エンディング曲に乗って、みんなでダンスするシーンまで、ドラマそっくりに再現していました。ダンスでのはじけ具合も、そのままでした。完成度が高かったです。

ラストは大久保さん。保健室で、男子生徒の性の悩みに答えるというシーンでした。色気の漂う保健の先生役は、大久保さんのイメージにピッタリでした。

ここで、真面目なあばれる君が、こんなこと実際にやったら、怒られますよ!と注意すると、「冗談やん!」と、逆にケンコバさんに怒られていたのでした。

他に、やりたいシーンがないかと、蛍原さんが聞くと、ケンコバさんは、初日の自己紹介で、笑いを取りたいと話しました。

大久保さんは、不良にちょっかいを出されるというシーンを、やりたいそうです。

中田さんは、「友達を1人失ってでも、偏差値を1上げろ!!」や、「志望校に受かったら、土下座してやる!」と言った、かなり厳しいセリフを言いたいと話していました。さすが悪魔です。

生徒から言われたいセリフ

教師になったら、生徒から言われたいセリフを発表しました。

ケンコバさんは、「全く…センコバは教科以外は良く教えてくれるなー」です。実際に、自分たちの周りにもいた、話が脱線してしまう様な、でも生徒から愛される、先生になりたいと言います。

大久保さんは、「かよねぇ、10年、いや5年したら迎えに来るから、変な男にひっかかるなよ」。不良が言いそうですね。

中田さんは、「先生に一番に報告したくて」です。合格発表を、親より先に、一番に報告されたいと、話しました。

家城さんは、「先生は気楽でいいよな」という一言。先生も忙しいながらも、気楽だと生徒に思われる、大人の余裕を、持っていたいということからだそうです。

渡辺さんは、実際に教育実習で貰った寄せ書きを、再現していました。そこには、「元気でいてください!」や、「体に気をつけて」のメッセージが、半数以上を占めていました。やはり、ベテラン感が凄すぎて、若いと思われていなかったのでしょうか?

あばれる君も、教育実習で貰った、実際の寄せ書きや、お手紙を持ってきてくれました。”3”が1に見えてしまうほど、細く弱々しい文字の健太くん。お手紙も読んでみると、「1、2、3 ダー!」と適当なことを書いている生徒が…名前を見てみると、また健太くんでした。現在は、あばれる君として活躍していることを、知っているのでしょうか?

ケンコバのホームルーム!!

ケンコバさんが、高校の教壇に立って、実際にホームルームを行ってきました。

都内の高校の、1年生のクラスへ、お邪魔することに。生徒は誰が来るか、知りません。

早速教室へ入ると、生徒はザワザワ…そして、渾身の自己紹介、ホワイトボードに大きく「米倉りょう夫」と書くも、全くウケませんでした。さらには、生徒にどういう意味か聞かれ、丁寧に説明するという、悲しい結果でした。

気を取り直し、生徒に悩みを聞いてみる、センコバ。

ある男子生徒は、器械体操部で部員の1年生が自分1人だけだと、悩んでいました。帰宅部の生徒に、入部を勧めるも、断られ、結局諦めてしまいました。

続いては、GACKTになりたいという、男子生徒です。センコバの答えは、その生徒はすでにまあまあGACKTだから、いつかなれるという結論でした。

次は、今日迎えた自分の誕生日を、誰も気付いてくれないという悩み。「早く大人になりたい?」という質問に、いいえと答えた生徒に、センコバは、「自己責任で、何でもできる大人って、実はすごく気持ちいいよ!」と、素敵な言葉を生徒にプレゼントしていました。

見ていた他のメンバーは、センコバの授業を絶賛しましたが、渾身の自己紹介でスベっていたのだけ、残念そうでした。

先生って、大変そうですね。

最後に

物心ついてから、思春期までの期間で接する、親以外の一番身近な大人が、先生ですから、その影響はかなり大きいですよね。

ドラマのような、破天荒な先生に出会っていたら、自分の人生も少しは変わっていたかなと、想像すると、何だか面白いです。

それぞれの、理想の先生像が、とても個性的で、面白い回でした。

次回は、ゴールデンSP延長戦です。

日曜もアメトーーク!の2時間半SPの、未公開シーンをお届けします。楽しみですね。

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