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モルモットを飼う上で、気を付ける病気と、健康管理。

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ペットとして昔から人気の高いモルモットは、少しの飼育スペースで飼育可能。

そのため、一人暮らしの人でも飼えるペットとして注目されています。

モルモットに限らず、生き物の飼育をする際には、健康管理をする必要があります。

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ここでは、モルモットに元気でいてもらうために気をつけたいポイントをご紹介します。

そして、かかりやすい病気についてもお話していきます。

目次

モルモットがかかりやすい病気

尿石症

尿道・膀胱に出来た結石が詰まってしまい、尿を出すことが出来なくなる病気です。

元気が無くなり、食欲不振に陥ります。

カルシウムを過剰に摂取し続けることが原因ですので、餌の栄養バランスに気をつけましょう。

また、飲みたい時にいつでも水が飲めるようにしておきましょう。

毛球症

モルモットが毛づくろいをした時に、抜け毛を飲みこんでしまうことが多いです。

その毛が消化器官内に溜まり、大きな塊となってしまうことで起こる病気です。

お腹が膨れあがったり、便秘になったり、食慾不振、多飲、ふらつきなどの症状が見られたら、早めに動物病院に連れて行ってください。

予防法は、こまめにブラッシングをする事です。

皮膚病

日本の気候は高温多湿。

皮膚疾患が起こる可能性が高いので、注意が必要です。

シラミやダニがつくと、頻繁に体を掻こうとする様子が見られます。

また、フケの量が多くなったり、ハゲてしまったりします。

きちんと治療を受ける必要がありますので、動物病院へ行きましょう。

飼育環境が清潔かどうか、もう一度見直してみましょう。

不正咬合

歯の咬み合わせが悪いことで起こります。

歯がどんどん伸びてしまって、やがて舌や頬に突き刺さるので早めに対処しなくてはなりません。

症状は、ヨダレが出たり食欲が落ちたりします。

普段から、ペレット以外に牧草も与えるようにすると予防につながります。

健康管理のポイント

モルモットを飼育するには、モルモットに最適な環境をつくる必要があります。

そのポイントをご紹介していきます。

温度管理

日本の高温多湿な環境は、実はモルモットが苦手とするものです。

近年、日本の夏の暑さはエスカレートする一方。

真夏ですと、室内の温度が30℃を超える事も珍しくなくなりました。

モルモットにとって、30℃以上の室温は命に関わる危険な温度。

冷却グッズを使用したり、必要ならばクーラーも使うようにしましょう。

クーラーも上手に使えば、恐ろしい程電気代が跳ね上がるということもありません。

また、冬には寒さ対策も必要。

室温が10℃を下回ると危険ですので、牧草を多めに敷いたりペット用の保温グッズを使用したりしましょう。

ストレスを少なく

臆病な動物ですから、ちょっとした物音にも敏感に反応します。

静かで人通りの少ない場所にケージを設置しましょう。

栄養バランスを考える

専用ペレットが売られていますが、それだけではなく牧草や野菜も与えるようにしましょう。

掃除をこまめに

衛生環境が悪くなると、途端に病気になりやすくなります。

毎日のお世話をしっかりしましょう。

最後に

モルモットは飼い主によく懐き、とても可愛らしい動物です。

飼育を始めたら、少しでも長く一緒にいたいですよね。

寿命が長くて10年くらいですので、その期間を目いっぱい生きて欲しいものです。

今回は、そのために気をつけることをご紹介しました。

どうぞ参考になさってくださいね。

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