葉酸は、水溶性のビタミンB群の一種で、主に、ほうれん草や大豆、エビ、肉類、ニンジン、バナナ、牛乳などに含まれています。

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ビタミンには水溶性と脂溶性とがあり、水溶性のビタミンは、水に溶けやすので水洗いや加熱調理で溶け出してしまいます。

そのため、調理法にはやや工夫が必要になりますが、過剰に摂取しても尿中に排泄されてしまいます。

今回は、この葉酸には、意外な効果や効能がありますので、ご紹介したいと思います。

葉酸の効果、効能

葉酸には、大きく分けて3つの効果、効能があります。

貧血予防

葉酸は、ビタミンB12とともに細胞のDNAを合成するのに必要なもので、このビタミンB12や葉酸が欠乏すると、赤血球をつくる時に細胞の分裂・増殖が進まず死滅していまいます。

そのため、赤血球が不足し、赤血球の前段階の赤芽球がたまった状態の巨赤芽球性貧血となります。

葉酸を摂取することでこの巨赤芽球性貧血の予防になります。

葉酸が不足すると貧血が進む場合があります。

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細胞の再生を助ける

DNAは、私たちの身体のすべての細胞に存在するもので、DNAの情報に基づいて身体がつくられます。

がんなどは、この遺伝子の異常により、DNAの配列に不具合が生じ、正しい遺伝情報から、細胞が再生されなくなったことでおこります。

葉酸は、DNAの成分である核酸の合成に関与し、細胞の再生を助ける働きがあります。

葉酸が不足すると、口腔内や腸管などの粘膜部分に炎症を起こし、口内炎や下痢などの症状がでることがあります。

動脈硬化予防

ホモシステイン(悪玉アミノ酸)は、必須アミノ酸の一つです。

このホモシステインの代謝には、葉酸、ビタミンB12、ビタミンB6が関与しており、血液中にホモシステインが増加すると、動脈硬化が進みます。

葉酸は、このホモシステインを分解・排出する役割を担っているので、動脈硬化や心臓病、脳卒中などを引き起こす可能性があります。

妊活にいいの?

葉酸は、不足すると身体に悪影響を起こすことは一目瞭然ですし、妊婦でなくても必要なことがわかります。

妊婦は、特に妊娠初期、胎児の細胞分裂が盛んになるので、葉酸不足を起こすと、胎児にも悪影響を起こします。

また、細胞の再生を助ける働きがあるので、突然変異による染色体異常などの疾患を予防するとも言われています。

また、先天異常や流産のリスクも減らし、免疫力を高める働きがあります。

葉酸を多く含む食品を摂取し、流産予防や健康な赤ちゃんを産むために身体を整える大事なビタミンの一種です。

最後に

葉酸は、貧血予防や細胞の再生に関与するなど私たちの身体にはなくてはならないビタミンです。

こんなに大事なビタミンなので、バランスよく摂取して、細胞が活性化するような身体をつくりましょう。

特にこれから妊娠を希望される方は葉酸を正しく摂取して素敵な妊娠ライフを過ごせるようにしてほしいです。