日本人に昔から愛されている、伝統食の梅干し。

「梅はその日の難逃れ」ということわざがあるように、「朝に梅干しを食べると、その日は災難から逃げられる」と言われてきました。

昔の人は、梅干しがもたらす効果を、経験的に知っていたからでしょうか?

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梅干しに含まれているクエン酸は、疲労の原因である乳酸を、体内から排出してくれます。

また、抗酸化作用もあることから、アンチエイジング食材としても注目されています。

ご存知ですか?梅干しができるまで

梅の旬は、6月から7月で、主な生産地は和歌山で、南高梅などが有名でしょう。

収穫された梅は、選別され水洗いされた後、塩をふられ漬込まれます。

2、3日すると、梅の実は水分を出します。それは梅酢と呼ばれていて、その梅酢の中で約1ヶ月間、熟成されます。

7月下旬頃から、梅酢の中で熟成された梅は引き上げられ、天日干しされます。

梅の実全体が、真夏の太陽をまんべんなく、たっぷり浴びるよう日光に当てるために、毎日、一粒一粒、人の手で梅をひっくり返すという作業を、三日三晩行ないます。

天日干しされた梅は塩をふき、茶色くなって梅干しが完成です。

昔から身体に良い食べ物として、薬効を持つ梅干しは、ていねいに一粒一粒、時間をかけて作られています。

そういったことも、梅干しが重宝されている理由なのかもしれません。

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分かってきた、梅干しのすごい効果!

ダイエット効果

脂肪燃焼効果を期待できる成分の、バニリンが含まれている。

胃がん予防

胃に害をもたらす、ヘリコバクターピロリ菌の運動能力を抑える働きがある。

糖尿病予防

血糖値の上昇、肥満の原因とされている、α-グルコシダーゼという酵素の働きを阻止する成分が含まれている。

食中毒予防

食中毒菌の、黄色ブドウ球菌MRSAや病原性大腸菌O-157などの、増殖を抑える作用がる。

動脈硬化の抑制

血管収縮性作用のあるホルモン、アンギオテンシンⅡの働きを整え、血圧の上昇を抑えてくれる。

血液浄化作用

クエン酸は、酸性化している体内を中和させ、血液をサラサラにする働きがある。

抗酸化活性作用

酸化を抑えてくれる、梅リグナンが含まれていて、細胞や組織が酸化するのを防いでくれる。

疲労回復効果

疲れの原因となる乳酸を抑える働きがある、クエン酸が含まれている。

最後に

梅干しは、血や肉となる栄養のある食べ物ではないのかもしれませんが、梅干しが持つその成分は、未知なるパワーを秘めています。

毎日の食事に取り入れて、健康管理に役立てたい栄養食品でしょう。