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枝豆の正しいゆで方と、枝豆を使った伝統料理のレシピ。

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みなさんは、枝豆をどのように食べていますか?

塩ゆでにしたものは、シンプルで美味しく、どんどん手が進みますよね。

しかし、その塩ゆで、枝豆にベストな方法で行っていますか?

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それに、塩ゆでだけで終わらせるのは、もったいないですよ。

日本には昔から伝わる郷土料理にも、いろんな方法で枝豆が使われているようなので、今回はこの枝豆も美味しい食べ方を紹介します。

目次

枝豆の正しい塩ゆで方法

  1. サヤの両端を切り落とします。キッチンバサミを使うと良いでしょう。
    サヤの中にゆで水の塩分が入りやすくなるようにするためです。
  2. 1の枝豆をボウルに入れ、塩を振って塩もみをし、5分から10分置いてなじませます。
    この時の塩の量は、後でゆでる水の量に対し1%(1Lだと10g)です。
    こうすることにより、産毛や表面の汚れを落とし、サヤの色を鮮やかな緑色に保つことができます。
  3. 鍋に水を入れ、水の量に対して3%の量の塩を入れます。(1Lだと30g)
    沸騰したら2の枝豆をそのまま入れ、2分から3分ゆでて硬さを見ます。
    余熱でも火が通るので、少し硬めの状態がちょうどいいです。
  4. ゆであがったらザルにあげ、好みで塩を振って混ぜ、扇いで冷まします。
    水にさらすと、色はきれいになりますが水っぽくなるのでやめておいた方がよさそうです。

以上が、基本的な枝豆のゆで方です。

塩もみのときの塩分量と、ゆでるときの塩分量で、4%の塩分濃度となります。

これが枝豆のもつ、本来の甘みを引き出すポイントとなります。

ぜひ、試してみて下さいね。

もっと効果的な食べ合わせ

枝豆だけでも十分栄養を含みますが、食べ合わせによってより多くの効果が期待できます。

  • 夏バテ予防・疲労回復 : トマト、ピーマン、サンマ
  • 食欲促進       : 大根、ネギ、鶏肉
  • 肝機能改善      : アサリ、レバー、アスパラガス
  • 気管支炎の改善    : ヤマイモ、レンコン、栗、銀杏

枝豆を使った郷土料理

日本各地に伝わる、枝豆を使った郷土料理を紹介します。

枝豆ごはん(山形)

塩を加えた番茶で、お米を炊きます。

あらかじめ、塩ゆでしてうす皮を取っておいた枝豆を、炊きあがったごはんに混ぜて完成です。

枝豆のみそ汁(山形)

鍋で沸とうさせたお湯に、枝豆をサヤごと入れます。

枝豆が、茶色くなるまで煮込み、味噌で味を整えます。

地方によっては、枝豆の枝も一緒に入れるようです。

青呉汁(鹿児島)

大豆を水に浸けておき、すり潰したものを呉(ご)といいます。

これをみそ汁に入れたものを呉汁といい、枝豆で作ったものは青呉汁や、枝豆呉汁といいます。

みそ汁の具は、お好きなものを入れましょう。

盆汁(三重)

お盆に、お供えするために、作られていたようです。

盆汁は別名七色汁ともいわれ、枝豆の他にゴボウ、しいたけ、油揚げ、ウリ、カボチャ、ナスといった七種類の具材から作られることに、由来します。

地方によって具材は、異なるようです。

豆しとぎ(青森・岩手)

ゆでた枝豆をすり潰し、砂糖や上新粉か米粉を加えて練りあげたものです。

そのままでも食べることはできますし、炙っても美味しいということでした。

ずんだもち(宮城)

言わずと知れた郷土料理であり、名物ですね。

ゆでてすり潰した枝豆に砂糖や塩を加え、餅に絡めたものです。

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最後に

枝豆といえば、おつまみとして登場する機会が多いかと思われます。

しかし、枝豆を脇役としてだけ登場させるのは、もったいないですよ。

いくら体に良くても食べすぎは逆効果ですが、いろんな調理方法でもっと食卓に登場してもらいましょう。

全く関わりの無い地方の郷土料理は、食べる機会が滅多にありませんよね。

どこでも手に入る食材で、簡単に作ることができるものもありますので、ぜひお試しください。

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