猫を飼っている人はよくご存知かと思いますが、猫は体が濡れる事が大嫌いです。

猫の被毛は油分が少なく、すぐにずぶ濡れ状態になり乾くまでに時間が掛かるからです。

砂漠で生きていた猫のご先祖様にとって、それは生死にかかわる大問題でした。

とにかくお風呂が嫌いな猫ですが、それでも洗いたい時ってありますよね。

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粗相をしたり、外で泥んこになって帰ってきたり、ノミやダニがいる時などです。

ですがそんな時、手元に人間用のシャンプーしかなかったら!?

それを使っても大丈夫なのでしょうか?それとも猫用シャンプーを買いに走るべきでしょうか?

今回は、人間用シャンプーを使っても大丈夫かどうかについて、お話をしていきます。

人間用を使ってはいけない!

結論から言いますと、猫に人間用のシャンプーを使ってはいけません。

人間の皮膚と猫の皮膚では、いくつか違う点があります。

まず、人間の皮膚は猫よりも酸性だという点です。

ですから、人間用のシャンプーでは猫にとって酸性過ぎるのです。

また、汗による潤いがある人間の肌に合わせて作られているので、汗腺のない猫にとっては潤い不足になります。

酸性が強過ぎる上に乾燥するのですから、猫の肌が耐えられるわけがありません。

肌トラブルを招くことは目に見えています。

皮膚が弱ると、バリア機能も低下します。

様々な感染から体を守る事が難しくなってしまうのです。

健康な皮膚なら何の問題もないような菌に感染してしまい、猫が辛い思いをする事になります。

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うちの猫は大丈夫だけど?

たまに、人間用のシャンプーで洗い続けているのに大丈夫な猫もいるようです。

その理由として考えられるものは、以下の4つです。

pHの個体差

猫は種類によって、pHが随分違っているようです。

人間用のシャンプーでも肌荒れを起こさない猫は、たまたま人間にpHが近かったと考えられます。

頻度が少ない

人間用のシャンプーを使う頻度が少ないと、影響も出にくいでしょう。

頻繁に使っていたら、肌トラブルが起こる可能性は十分あります。

汚れが酷過ぎた

あまりにも猫の体が汚れていて、シャンプーがそれを落とすために使われて、皮膚まで影響がいかなかったと考えられます。

肌の強さ

人間にも個体差が多く、同じ化粧品を使っても肌が荒れる人とそうでない人がいます。

あなたの猫も、たまたま人間のシャンプーに耐えられる皮膚をしていたのかも知れません。

人間用の石鹸は大丈夫?

シャンプーではなく、石鹸なら大丈夫なのか、気になりますよね。

答えはOK!

ただし、無香料で天然素材の物に限ります。

低刺激の石鹸なら、舐めても安全なので使えます。

あくまでも「使える」という話であって、適しているとは言えまん。

毛がゴワゴワしてしまうので、やはり猫用シャンプーが良いでしょう。

最後に

やはり、猫には猫用シャンプーが良いのですね。

ですが緊急時にどうしても猫用シャンプーが手に入らない場合は、人間用のを使うしかない時もあると思います。

そのような時は、2~3倍に薄めてよく泡立ててから体につけましょう。

基本的に猫にシャンプーの必要はありません。

グルーミングによって、自分で体を綺麗に保つことが出来るからです。

シャンプーをすることで肌トラブルが起こる事はあっても、その逆は滅多にありません。

ただお湯に浸からせるだけでも、結構抜け毛や汚れは落ちますよ。

体が酷く汚れて、猫自身の手に負えない時にシャンプーしてあげれば良いでしょう。