毎年夏が近づいてくると、ニュースや天気予報で熱中症の事故や予防について、耳にすると思います。

真夏日や猛暑日だけのことではなく、気温が上がり始める5月頃も季節の変わり目で体が暑さについていけず、救急車のお世話になることも考えられます。

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水分や塩分を摂り、体に無理をさせないことは当たり前ですが、水分にもいろいろ種類があるということをご存知でしょうか?

熱中症予防のために効果的な水分の摂り方をご紹介します。

熱中症は4種類ある

「熱中症」とは、高温・多湿の環境で生じる様々な症状の総称で、その状況や身体への影響によって、次のように4つに分類されます。

熱疲労

大量の汗をかいたのに水分補給が追いつかず、脱水状態になります。

めまいや頭痛、吐き気を伴います。

熱失神

炎天下の中、作業をしたり運動したりすることで皮膚血管が拡張し、血圧が低下します。

顔面蒼白、めまい、失神などを起こします。

熱けいれん

汗をかき、水分だけを補給したために体内の塩分濃度が低くなります。

手足をはじめ、体に痛みを伴ったけいれんが起きます。

熱射病

体内の熱を外に出せずに体温調節ができず、脳の体温調整機能中枢に障害が起こってしまいます。

頭痛やめまいだけでなく、意識障害や命の危険もあります。

以上が主な熱中症の特徴です。いかに水分塩分の摂取が大切かということがわかると思います。

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水分、塩分を摂れるもの

水分だけなら水や麦茶などを飲んでいれば大丈夫な気がしますが、低ナトリウム血症を引き起こす可能性があります。

簡単にいうと、塩分が足りていませんと体がSOSを出すのです。

塩分が摂れるタブレットや飴がたくさん販売されているので、暑い時期は常に持ち歩くことをおすすめします。

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またスポーツをしていない人でも、熱中症予防のためにスポーツドリンクを飲んでおくと安心です。

スポーツドリンクには3種類あり、目的によって使い分けるといいでしょう。

アイソトニック

アクエリアス、ポカリスエット、ゲータレード、レモンウォーターなど。

浸透圧が体液と同じなので、いつ飲んでも含まれている糖質でエネルギーを補給できます。

ハイポトニック

アミノバイタル、ポカリスエットステビア、アクエリアスレモンなど。

浸透圧が体液より低く水分の吸収が速い 運動時や作業時におすすめです。

ハイパートニック

カントンハイパートニックなど。

浸透圧が体液より高く、高濃度のミネラルや糖質が摂れる 運動後や作業後におすすめです。

夏野菜や果物も水分が摂れますが、塩分は摂れません。

スイカに塩を振りかける、夏野菜のサラダにドレッシングをかける、味噌汁を濃い目にするなど、ひと工夫で水分も塩分も摂取できます。

いつ摂ればいい?

スポーツドリンクについては、前述の通りです。

水分補給は喉が乾いてからでは遅いので、こまめに摂りましょう。

人間の体は、60%が水分でできているといわれています。

そのうち1%が失われると喉の渇きだけで済みますが、2%になるとパフォーマンスが落ちはじめます。

6%にもなると、めまいや皮膚の色が青紫色になることがあります。

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あと少し、あと少しと水分補給を怠っていると、あっという間に危険な状態に陥ってしまうので、軽視しないよう気をつけましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?

飲むべき物や飲むタイミングを知っていると「気付いたら病院のベッドの上だった」ということもきっとなくなると思います。

初夏から心がけておくと、夏真っ盛りには体もちゃんと慣れていることでしょう。

命は一つしかないので、水分の取り方に気をつけて夏を乗り切りましょう。