前回の第44回では、IOC非公認となったジャカルタのアジア競技会に参加するか否か悩んだ末、政治(阿部サダヲさん)は選手と大会成功のために参加を決めます。

しかし日本のマスコミからはバッシングの嵐に。

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責任問題に発展し、川島(浅野忠信さん)の誘導により政治は事務総長を辞任することに…。

オリンピックを取り上げられた政治は、毎晩飲んだくれて過ごします。

前回の第44回「僕たちの失敗」を見逃した方は、是非こちらをどうぞ。

いだてん~東京オリムピック噺~ 第44回「僕たちの失敗」のあらすじとネタバレと感想。

それでは、第45回「火の鳥」のあらすじと感想です。

辞任後の事務局は…

「みんな仲間だと思ってたのに、まさか!あんなに敵がいたとは…」と落ち込む政治。岩田(松坂桃李さん)まで「僕も辞めるつもりです」と言い出します。政治は「オレが敷いたレールを、オレが蒔いた種を、刈り取って欲しいんだよ、頼む」と頭を下げました。岩田はあのストップウォッチを預かることにします。

田畑家から帰ろうとする4人に、次女のあつ子(吉川愛さん)が「また来てくれませんか」と声を掛けました。妻の菊枝(麻生久美子さん)も「時々来て話し相手になってください」「うちは毎週でも毎日でも開放しますから」とお願いすると、森西(角田晃広さん)は「それいいかも、裏組織委員会だ!」と喜びます。ついでにと、岩田は あつ子をオリンピックのコンパニオンに誘いました。各国からの客をもてなす若い女性たちは、まさにオリンピックの花です。

政治の辞任により、黒澤明(増子直純さん)が「えー、田畑さんのいないオリンピックに情熱を失いましたので、記録映画の監督を辞退しました」と、オリンピックから離れていきました。政治の後任は、与謝野晶子の次男で外交官の与謝野秀(中丸新将さん)。川島は、政府が金も口も出せる状態を整え、オリンピックを経済成長の足がかりにする道筋をつけたあと、政治の世界に戻っていきました。

大松の辞意

日紡貝塚の女子バレーボール部が、世界選手権でソビエトを下し世界一になります。世界は彼女らを「東洋の魔女」と呼びました。その矢先、監督の大松(徳井義実さん)が辞意を表明します。政治は大松を説得するため大阪に向かいました。大松は、ユニフォームを脱いでおしゃれな服を着た女子選手達と、優雅に手造り弁当をつついていました。政治が「オリンピックまでなんとかあと2年!」と説得しますが、大松は同僚が結婚、出産するのを横目に、この2年ひたすらバレーに打ち込んで70勝もした彼女らを「アホやで、アホの偉業ですわ!」と申し訳なく思い、彼女らをバレーから開放しようと思っているのです。

政治の自宅に岩田や鶴さん(皆川猿時さん)をはじめとする事務局メンバーが5人ほど集まり、酒を飲みながら裏事務局が開かれます。そこにデザイナーの亀倉(前野健太さん)が新しいポスターを持ってきました。水しぶきを上げるバタフライの躍動感あるポスターに一同感激。「僕は田畑さんに一番に見て欲しかったんですよ」と、亀倉もまた、政治の人柄で集まった才能の一人でした。

4月、オリンピックに向けた突貫工事が進みます。東京の川は高速道路建設のためにどんどん塞がれていきました。あの日本橋は首都高環状線の下に隠れてしまいます。批判の声は、都知事の東(松重豊さん)に集中しました。

金栗四三の功績

岩田がコンパニオンの面接を行っていると、場違いな高齢の男性がやってきました。日焼けした黒い肌に、半袖短パン、足袋シューズ。聖火ランナーの最終走者に立候補するためにやってきたのですが、今は募集をしていないと言われ困惑します。

岩田が裏事務局でそのことを話すと、政治や鶴さんはすぐに彼が金栗四三(中村勘九郎さん)だと気が付きました。そして四三から預かった手書きの地図を広げます。大塚の下宿に貼ってあったあの地図には、テレビのない時代、四三がマラソンを広めるために全国をくまなく走った足跡が記されていました。政治は「これだよ鶴さん、バーンと来た!聖火もこれで行こう!」と、聖火を4つに分け、6755km、総勢10万人で全国から東京を目指す案を出します。岩田はこの案を、田畑政治の名は伏せて金栗四三の偉業を参考にしたと、表事務局で発表しました。最終ランナーは金栗四三に決まりと思いきや、政治は「ランナーは未来ある若者!」と、19才以下の選手をリストアップさせます。最終ランナーは誰になるのか、気になるところです。

渉外部長でもある岩田は、東京オリンピックにローマ大会よりも多くの国々に参加してもらおうと、105カ国に招待状を送ります。さらに1960年に独立したアフリカ諸国には、自ら足を運んでオリンピックについて説明し、参加を促しました。嘉納治五郎のストップウォッチは岩田に引き継がれ、秒針を刻み続けます。

東洋の魔女、復活

政治は大松を説得するために、菊枝とあつ子を連れて再び大阪に。「娘が婚期を逃すほどバレーボールにのめり込んだら父親としてどう感じるのか知りたくて、オレの見ている前で連続スパイクを受けてくれと娘に頼んだら断られた。しょうがないからオレが受けることにした」と、大松のスパイクを受けます。大松の辞任に関して、世間の反応は6割が賛成、4割がオリンピックに行くべきだと反対でした。「ウマは今年30、おちょこは26や。せやけどなオレがやるって言うたらアイツらはついてくって言いよるねん!」と、イライラしながら政治にスパイクを打ち込んできます。

そして家族にも人間らしい暮らしをさせていないと座り込むと、菊枝が「やるべきことを途中で投げ出した男が家に帰ってきても、家族は嬉しくありません!」と大松を叱咤します。ウマこと河西昌枝(安藤サクラさん)は「私達は青春を犠牲にしてなんかいない!だってこれが私の青春だから!」と、フグこと半田百合子(松永渚さん)も「2年も待てへん軟弱な男より、2年ついてこいって言う男の方がええんちゃう」と言います。決心がついた大松が「オレに…オレについてこい!」と叫ぶと、選手達は「はい!」と答えて、早速練習を開始。東洋の魔女が再始動します。

オリンピックまであと1年。表の事務局は、IOCに新規加盟した7カ国に招待状を送りつつ、脱退しようとするインドネシアの対応に追われていました。さらに自衛隊のアクロバット飛行チーム、ブルーインパルスが開会式で5色の輪を描くことが決定します。

その年の暮、紅白歌合戦では三波春夫がオリンピック音頭を歌います。テレビで見ていた志ん生(ビートたけしさん)は、バックダンサーとして踊る五りん(神木隆之介さん)の姿を見つけて驚きます。

次回の第46回「炎のランナー」では、聖火が日本に上陸し聖火リレーの最終ランナー候補者が出揃いました。

いだてん~東京オリムピック噺~ 第46回「炎のランナー」のあらすじとネタバレと感想。

誰が選ばれるのか、四三はどうなるのでしょうか?一方、女子バレーボールでは「オリンピックの前日でも辞めます!」とウマこと河西が言い、何かトラブルが起こる様子…。

そして行方不明の五りんが「オレ、いだてんになります!」と宣言、一体五りんは何をしようとしているのでしょうか?

いよいよ最終回まであと2回、盛り上がっていきます!



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