乾燥と冷たい場所を好むインフルエンザウイルス

毎年、寒い季節になると流行するインフルエンザは、喉や気管支、肺でインフルエンザウイルスに感染し、体内でウイルスが増殖して発症する病気です。

インフルエンザの流行シーズンですが、11月から12月に始まり、1月から3月頃にピークを迎えているようです。

それは、インフルエンザウイルスが乾燥して冷たい場所を好むためで、寒い季節が感染しやすい状況からだと言えるでしょう。

しかし、ウイルスにとっての好条件が整えば、春や夏でもインフルエンザは発症するようですし、新型インフルエンザウイルスが出現した2009年は、5月から感染者が確認され、夏以降には感染者が爆発的に増加した年もありました。

インフルエンザウイルスの増殖スピード

インフルエンザは、咳やくしゃみなどの飛沫感染で、呼吸で鼻や喉から体内に入り、気道の粘膜に吸着して細胞内に侵入してきます。その後ウイルスは、喉や気管支、肺で急激に増殖し、およそ8時間で100倍に増殖するそうです。

それは、たった一つのインフルエンザウイルスが、24時間で100万個になってしまうと言う、とっても早いスピードで増殖していると言うことで、そのウイルスが数千万に達すると症状が出始めるそうです。

ウイルスに感染してから、2日後に増殖のピークをむかえ、3日目以降に減少すると考えられています。

インフルエンザが流行してしまうのは、他のウイルス感染症に比べると、急激なウイルスの増殖や発症が早いことが要因とも考えられています。

また、インフルエンザは予防接種を受けていても感染することがあり、その場合は症状が比較的軽く済んでしまうようです。そうなると、自覚症状がないまま周囲の人を感染させてしまうため、インフルエンザンの流行が進んでしまうのでしょう。

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感染してしまったら、学校への出席を停止するよう、学校保健安全法という法律で定められています。

また、家族や周囲の人がインフルエンザに感染している場合などは、感染している確立が高くなるので、出来るだけ感染が広がらないように配慮したいものです。

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最後に

インフルエンザウイルスの潜伏期間は、わずか1日から2日と言われていて、非常に短いのが特徴ですが、発症する1日前から感染力があるとも言われています。

高熱や悪寒、だるさや筋肉痛などの症状を自覚する前から感染力があるので、インフルエンザの感染拡大が避けられないのでしょう。

感染力は、発症してから一週間程度は持続するそうなので、潜伏期間も含め、インフルエンザウイルスの正しい知識を持ち、感染の拡大を防ぎましょう。