2019年7月16日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。

今回は、「新宿ゴールデン街の世界」で、その内容についてまとめてみました。

出演者・オープニンニング

出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、ゴールデン街で生まれ育った現役ママ、原島玲子さんと、ゴールデン街が好きでガイドブックも作った男、大森徹哉さん。

マツコさんは、ここ20年近くゴールデン街には行っていないそうです。

その理由は、「狭いから」と物理的な理由でした・・・(笑)

「常連さんが多いから、敷居が高い」というイメージがあるようなんですが、「あちらはあちらで、2丁目の事そう思ってるかもね」とも(笑)

二人の登場とともに、一番気になっていた「人住んでんの?」という疑問をぶつけます。

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現在も多少人が住んでいるようですが、玲子さんは、れっきとした“ゴールデン街生まれゴールデン街育ち”で、旧四谷第五小学校(今は合併されて花園小学校)出身だそうですよ。

そんなゴールデン街、最近大きな変化が起こっているそうです。

その一つが、若い女性が増えている事。そしてもう一つが、外国人観光客が殺到していること。

2009年から『ミシュラン・グリーンガイド』に二つ星として掲載されていることから、外国人観光客が急増しているそうです。

それも意外だったようで、マツコさん思わず「“危険だ”、ていう星??(笑)」と言ってました。

最近の様子がどんなものか、早速VTRで紹介していくと、スタートから画面に外国人が溢れていてビックリ。

どうやら、夜11時を過ぎると外国人が集まるそうで、カメラが街を進んでいっても約5割が外国人。

マツコさんも「私が想像していた以上」と驚いていましたね。

場所は違えど、新宿への思い入れがあるマツコさんは、外国の人然り、若い人然り、「(新宿は)なにもかも受け入れる街」とマツコさんはしみじみ言っていました。

大森さんも同様に、「ゴールデン街の魅力は、色んな人を飲み込む懐の深さ」と言います。

ただし、「いないのは富裕層だけ」とマツコさんは言っていましたが(苦笑)

実は生活があった! ゴールデン街の暮らし

改めて、お二人のプロフィールを紹介。

玲子さんの年齢は「トップシークレット」で、マツコさんも「年齢不詳!」と言ってます(笑)

玲子さんのお母さんは7人兄妹で、そのうち4人がゴールデン街で働き、当時斎藤一族は、大森さん曰く「ゴールデン街のロイヤルファミリー」と言われるように、10軒以上所有していたそうです。

旧四谷第五小学校に通っていた頃、小学校の屋上で写生をしたときには、屋上から見えるラブホテルの看板ばかりを生徒が描くので、とても「色彩豊か絵」だったとか(笑)

そして、小学生の玲子さんに宿題を教えてくれていたのは、常連のお客さん。

お母さんの店には、出版関係の方が多く、助けてもらっていたそうです。

玲子さんが子供の頃は、飲食店以外に、クリーニング店、青果店、書道教室などもあった、所謂“長屋”的な生活の場所だったようです。

ここで、ゴールデン街の成り立ちを紹介。

1945年:戦後の「新宿東口・闇市」が起こり、その後、非合法の風俗店が軒を連ねた。

1957年:法律ができ、街の形態が変化。この頃「ゴールデン街」と名前を変更し、ゴールデン街=文化人が集う街に。

例えば、作家の寺山修二さん、漫画家の滝田ゆうさん、俳優の松田優作さん、漫画家の赤塚不二夫さん等々、数多くの文化人が集まっていたそう。

マツコさんは、「そういうところを使いこなせる人がいなくなった」と言い、玲子さんも「粋なママがいなくなった」と言い、2人とも少し寂しそうでしたね。

1992年:新借地借家法で今のゴールデン街に。

ゴールデン街だけでなく、向島も同じ様な飲み屋街があったそうですが、マツコさんは「今は何も残ってない」とこちらも同様に残念な思いがあるようです。

大森さんと玲子さんは、「ゴールデン街を重要文化財みたいに守ってほしい」と訴え、マツコさんも「観光資源として守っていかないと、皆同じようなビルになっちゃう」と、思いを吐き出していました。

そして、“ゴールデン街の生活”をより詳しく紹介するために、玲子さんの当時の自宅をスタジオに再現!

そのセットは、玲子さんが「ちょっと感動」と涙ぐんでしまうほど、リアルなもの。

1階は玲子さんのお母さんのお店、2階は住居、3階は玲子さんの部屋で、各階6畳一間。

1階のお店の横には、2階へ続く狭い階段があったり、お店の奥には、マツコさんが「絶対入れない」という半畳のトイレがあったり、全体的にかなりこじんまりしていますね。

お店には“出世のイス”というのがあり、永井豪さん「マジンガーZ」、本宮ひろ志さん「サラリーマン金太郎」、車田正美さん「星闘士星矢」などが座っていったそうですよ。

2階の住居も、全て当時の茶箪笥や鏡台が置かれていて、マツコさんも「懐かしい」と喜んでいました(笑)

そして奥には、「私は絶対無理」とマツコさんが言う、半畳のお風呂もありました。

3階の玲子さんの部屋には、折り畳みの座卓や裁縫かごなど、「この部屋が一番懐かしいものがある」とマツコさんと盛り上がっていました(笑)

ゴールデン街の楽しみ方(1) 今グルメがアツい!絶品3品

ゴールデン街は、以前は“お酒を楽しむ場所”でしたが、今は“腹を満たしに来るところ”に変化してきたようです。

もともとは、「どんがらがっしゃん」(串揚げ)、「ばるぼら屋」(牛スジ煮込み)くらいしか食事を出す店はなかったのが、これらを二大先駆者として、今は、貴重な宮崎産パイン牛を出す「肉人2910」や、新宿のトンカツの名店「すずや」が作るカツサンドを出す「民芸酒房SUZUBAR」など、他の街では食べられないこだわりの料理が食べられるそうです。

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そして最近の傾向として、カレー激戦区になってきたというのです。

その中から玲子さんもおススメする、元エンジニアが作る「Dinner 5 GALLOWS」の、究極の牛すじカレー(800円)をスタジオに持ってきてくれました。

1階シカゴ風、2階サンタモニカ風の店で、出来た当初は大きなネオンが物議を醸したそうですが、玲子さんは

「アンディ・ガルシアがいそう」とお気に入りのお店の一つのようです。

店長さんが運んできたカレーを「美味しいわ~」「クセになる」とべた褒めのマツコさん。

そして、「(カレーは)基本的に飲み物」と言って完食してしまいました!

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もう一つは、料理人の凄腕グルメが楽しめるとのこと。

近年、ゴールデン街の雰囲気に魅了された料理人たちが店を出しているそうです。

例えば、新鮮な海鮮料理が人気の「めしやあしあと」、ワインに合う若鳥を扱う「焼き鳥ポヨ」など、本格的な料理が食べられ街になったそうです。

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ここからは大森さんと玲子さん厳選のお店を紹介。

まずは、洋食店「チキッチン」。3階部分を取り除いて、吹き抜けにしているので、広々とした店内です。

実はここ、墨田区では知らない人がいない老舗洋食店「吉良亭」が2007年に閉店し、その後2015年ゴールデン街に復活したお店なんです。

おススメは、玉ねぎがたっぷりのった「豚ロースの鉄板焼き」(1,100円税込)

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先ほどの、Dinner 5 GALLOWSもチキッチンも、ゴールデン街のお店の方たちが、店が始まる前や終わった後に集まる店として利用するほど美味しく人気があるとか。

マツコさん曰く、飲み屋街には必ず、そういう“プロが集まるお店”というのがあって、お店を閉めたアフターで「今日来た一番嫌な客の事を言いあう」、玲子ママ曰く「気を付けようね、と情報交換する」場所があるそうですよ(笑)

続いては、ビストロPAUO。“ゴールデン街一の天才シェフ”と言われる、菅原丈さんが、人気の「今夜もあつあつJoe熱のメンチカツ」(524円税込)を運んできてくれました。

ソフトボールくらいの大きさはある丸いメンチカツに、たっぷりのソースがかかっています。

大森さん曰く「丈さんは計算ができない」というほど、良心的な価格と、たっぷりのソース!(笑)

真ん中を割るとチーズが溶け出し、周りのケチャップソースと合わさって美味しいようです。

酸味と甘みがきいたシナモン入りのケチャップソースは、自家製フォカッチャと合わせても美味しいとか。

マツコさんは、「この街太るわ」「ゴールデン街すごいわ」と、通常2人で食べるサイズを「全然食べ切れます」と完食していました(笑)

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ゴールデン街の楽しみ方(2) 今会いに行くべき名物キャラ4選

昔はお店ごとに名物ママがいるのが主流でしたが、最近は違う流れがあるそうです。

それを紹介するために、「K-St(Kスタジオ)」というBARを紹介します。

カメラが訪ねた金曜日には、カウンターには、なぎさママがいました。

そして月曜日に訪ねてみると、普段はモデルやイベントコンパニオンをしている、かんなママが。

更に土曜日に行くと、ママではなく“パパ”のピータンさんが、得意の外国語を活かして、外国人をもてなしていました。

このように、最近の流行は“日替わりママ制”。

ママによって客層が異なり店の雰囲気も変わることで、初めての人でも気軽に行きやすいとか。

そのお陰で、若い人が集まっているそうです。

続いては、ゴールデン街一の美人ママがいると言われる、Bar「BONITA」を紹介。

カウンターには、帽子を被った文子さんと麻衣子さん。

お客さんから「上品、大人、この街には無い雰囲気」と言われるように、実はこの2人、元銀座のホステスさんで、14年前にゴールデン街にお店を開いたそうです。

玲子ママがおススメする理由は、“美人”というだけではありません。

「全部フラットで、裸で付き合っている」とママ自身が言う様に、どんな人にも平等で接する接客術で、ゴールデン街でも屈指の人気店だというのです。

そして、ここで大森さんが紹介するのは、“レジェント”“ゴールデン街の生き字引”と言われる、外波山文明さん72歳。

外波山さんがいるのは、開業41年の「クラクラ」。

20歳で上京して以来、50年以上ゴールデン街と深いつながりがあるそうです。

そもそものきっかけは、新宿騒乱。

デモ隊に参加して、石を投げたり、ニュースに映ったりして母親に怒られた経験もあるとか。

(※新宿騒乱とは、ベトナム戦争反対派が政府に対して新宿で起こした暴動のこと)

そしてバブル全盛期の1980年代後期、地上げ騒動があってから、ゴールデン街と深くかかわるようになったそうです。

不審火があったり、店に通い詰めたり、手段を選ばない地上げ屋の激しい圧力に、土地を手放す人も増え、街は閑散としていったそうですが、外波山さんは「この街が好きでしたから」と、『新宿ゴールデン街を守ろう会』をつくり、懐中電灯を持って朝まで警備をしたこともあったとか。

そんな中、支えてくれたのは常連のお客さんたち。

イラストレーターの黒田征太郎さん、赤塚不二夫さん、滝田ゆうさんらがTシャツに絵を描いてくれ、それを売って弁護士費用や活動資金にして戦った結果、数年後には地上げ屋は姿を消したそうです。

外波山さんは、「人生を教えてくれた街。一番人生のいろんなところがかくれている場所」と言い、生き字引と言われるようになったそうです。

最後は、会えたら超ラッキーと言われる“流し”のタロット占い師、「ジョン(犬)」さん。

マツコさん思わず「カッコ犬ってどういうことですか??」と言っていましたが、「ジョン(犬)」というのが名前だそうですよ(笑)

事前にマツコさんの、「マツコさんとTBSの関係」(笑)を占ってもらったそうです。

「現在の関係は、明るく活発ですが、TBSがマツコさんの良さを生かし切れていない感じ。タレントとの関係は、テレビ局が作っていかなければ深まりようがありません。単発ではなくレギュラー番組を増やすのが一番関係を深めることの近道。」

「ジョンさん、最後の最後まで当たってるけど、レギュラーは増やしません!」と断言(笑)

マツコさんは、今回の収録で「(ゴールデン街を)堪能能いたしました」と、かなり満足気味。

ただ、「階段を見ただけでも怖気ずく」、と物理的な課題はあるそうですが、魅力は十分に伝わったようですね。

最後に

ゴールデン街未経験者の私にとって、客層はおじさまたちばかりで、何となく足を踏み入れてはいけない場所、というイメージでした。

でも今回紹介された料理はどれも美味しそうですよねー。お陰で、いつか行きたい場所、に変わりました。

今回は、「新宿ゴールデン街の世界」でした。