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マツコの知らない世界新春2時間SP「御三家和菓子の世界」のネタバレと感想とまとめ。

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2018年1月9日に放送された「マツコの知らない世界新春2時間SP」を見ました。

今回は、「YOSHIKIの世界」、「デリバリーグルメの世界」と「御三家和菓子の世界」の3本立てでした。

その中から、「御三家和菓子の世界」について、まとめてみました。

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「YOSHIKIの世界」と「デリバリーグルメの世界」は、こちらをご覧下さい。

https://www.sacchiga.com/matsukonoshiranai_050/
https://www.sacchiga.com/matsukonoshiranai_051/

目次

出演者・オープニング

出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、和菓子1つで半日語り続ける、橋本麻里さんです。

今回、和菓子の歴史が変わる!?虎屋・鶴屋吉信・両口屋是清さん…一体どうしちゃったんですか?という事で、老舗和菓子屋さんが、奇跡の共演を果たします。

虎屋の羊羹が大好きなマツコさんですが、なかなかテレビではお見掛けしない、超老舗が、今回バラエティ初登場してくれました。

教えてくるのは、和菓子1つで半日語り続ける、永青文庫 副館長の橋本さんです。

そして、バラエティ初登場の虎屋が、門外不出だった秘密を、まさかの大公開!社長も登場しちゃいます。

まずは、日本の歴史と共に歩んできた!和菓子御三家を、紹介します。

最初は、3つの中で一番若い、「鶴屋吉信」。歴史は214年あります。創業地は、京都です。

次に、「両口屋是清」は、384年の歴史があります。創業地は、名古屋です。

最後に、一番歴史の長い、「虎屋」。創業500年で、京都に生まれました。

どれも、長い長い歴史があるんですね。

味以外も楽しめる!オススメ和菓子3選

御三家和菓子の魅力として、橋本さんが考えるのは、味30%・ビジュアル30%。そして、連想ゲームが40%だそうです。

色・形・名前から、物語を連想しながら頂くと、楽しめると、橋本さんは言います。

そんな、連想ゲームで食べたら楽しい和菓子を、それぞれ紹介してくれました。

まずは、人生が楽しくなる!鶴屋吉信の究極和菓子。ストレスが爆発しそうな時に食べたい、『松の寂』。お茶と一緒に、運ばれてきました。

冬の松の木に、雪がしんしんと降る様子を表現したという、その見た目は、緑と白のコントラストが、鮮やかです。

説明が止まらない橋本さんの話を、強制終了して、食べてみると、「霜を踏んだような食感」と、マツコさんは表現していました。

宇治抹茶のすり琥珀に、丹波大納言小豆を散らした、上品なお菓子だと言います。

続いて、両口屋是清の究極和菓子は、殿様の気分になれる!御題菓『竹取物語』です。

いにしえの貴族の優雅さと、月の神秘さを表現したという見た目は、いくつもの層が重なってできていて、とても美しく、繊細。

中の栗の素材を活かすため、餡を慎重に炊いているそうです。

鮮やかな見た目から想像するより、アッサリとして、マツコさんは「20分あれば1本いけると思う」と話して、橋本さんを驚かせました。

最後は、虎屋ですが…。創業約500年の虎屋とは?

和菓子会の”神さま”であり、日本最高峰のラグジュアリーブランドであると、橋本さんは言います。

決して、1つのお菓子が、何十万円という事ではありませんが、その在り方や姿勢に、ロイヤル感を感じるそうです。皇室以外にも、政財界や文壇に、多くの顧客を持っています。

そんな、虎屋の究極和菓子が、羊かん『夜の梅』です。

あまりにも有名で、もはや代名詞とも言えるお菓子で、マツコさんも「数千回は食べてる」と言うほどですが、もちろん試食します。

こちらの羊かんは、長時間しっかりと練り上げ、砂糖の含有量が多いのが、特徴です。なんと、-40℃でも凍らず、南極観測隊を救ったという逸話も。

”ふわとろ”が流行るこの時代でも、しっかり固めて作る羊かんに、老舗のこだわりが、詰まっているんですね。

そもそも、なぜ『夜の梅』という名前なのでしょうか?

橋本さんによると、切り口が名前の由来になっていて、小豆の粒が、夜の闇の中に咲く梅の花を、表現していると言います。

テレビ初公開連発!虎屋3つの秘密

500年の禁断を打ち破り、テレビ初公開の、”虎屋の3つの秘密”。

ヒミツその(1) 一代一人制度

創業当時から、代々黒川家が経営している、虎屋さんですが、兄弟が何人いても、1人しか入社できないそうです。

代替わりの時は、儀式があり、京都の店にある神聖な部屋で、新当主が1人で毘沙門天像を拝むと言います。

ヒミツその(2) 江戸時代から社内に眠っている教科書がある

上生菓子で、昔から作り続けてきているものが、沢山ありますが、そのすべてのスケッチが描かれた、絵図面が残されていて、社内では限られた方しか、触れることはできないそうです。

これを、今回は特別に、ダンディな17代目・黒川光博社長が、持ってきてくれました。

300年以上前から伝わる、菓子作りの参考書である、菓子見本帳は、古いですが、丁寧に大切に扱われてきたのが分かります。中には、お菓子の絵と名前だけしか、書かれてない本もあり、作り方は、職人さんの言伝で、やっていたと言います。

日本画絵具で、綺麗に描かれたお菓子の絵を、優しくめくっていくマツコさん。貴重な見本帳に、マツコさんの緊張が伝わってくるようです。

バナナの形をしたお菓子など、昔から進化し続け、500年もの歴史を作っていることが分かりました。

そして、今回は目の前で職人さんが、お菓子を手作りしてくれるそうです!作ってくださるのは、職人歴27年の吉田さんです。

まずは、『手折桜』を作ってくれます。桜だけでも、70種類ほどのお菓子があり、それぞれの季節に合わせて、製造しています。

この手折桜は、枝を折って持ち帰りたくなる程、美しい桜を表現していると言います。

木型に餡の生地を詰め、綺麗な形に整った、手折桜が完成しました。

続けて、『若菜餅』も作ります。こちらは、1746年の記録に残る生菓子です。古い!

餡を網でこして、そぼろ状にし、求肥で包んだ餡玉に、そぼろを付けて完成です。

席につき、実食タイムです。

「お抹茶ないの?」とクレームを付けるマツコさん。社長にも「やっぱりお抹茶とセットですよね?」と聞くと、「あまりこだわらなくても…」と、意外な返答。

なんでも、社長の口癖は「変えてはいけないものはない」だそうで、とてもかっこいいです!

まずは、若菜餅から。「文句の付けようがない!」と絶賛し、すぐに完食!

周りのそぼろは、白餡で出来ていて、白小豆100%の白餡は、実はなかなかないのだそうです。

続いて、手折桜。中にはこれまた貴重な白餡が、たっぷり使われています。

型を使っているからか、中と外で食感が違うと言い、さすがの職人技です。

虎屋のあんこが、大好きなマツコさんは、「あと1Lくらい食べれる」と、虜になっていたのでした。

ヒミツその(3) 御殿場に隠された”秘密の工房”

存在は知っているけど、行ったことがない!というマツコさんのため、秘密の工房に潜入取材しました。

やってきたのは、静岡県御殿場市。御殿場駅から車で15分、富士山の麓に、虎屋の秘密の工房がありました。

突如現れた、荘厳な山門が、工房の入口です。その前で待っていたのは、虎屋18代目、黒川光晴専務です。もちろんTV初登場!

そんな、18代目の案内で、いよいよ潜入です。中に入るとまず、丁寧に手入れをされた竹林が、お出迎えしてくれます。

美しい竹林を歩くこと5分。お店が見えてきました。約5600坪の広さを誇る、『とらや工房』です。

2007年にオープンしましたが、宣伝活動をほとんど行っていなかったので、地元の人しか知らない、正に秘密の虎屋でした。

店内には、喫茶スペースや、テラス席があり、美しい風景を見ながら、お菓子を頂くことができます。

通常の虎屋では販売していない、どら焼きが人気商品だそうです。

どら焼きだけでなく、こちらで販売している、全てのメニューが、とらや工房限定だと言います。美味しそう!

人形焼や、季節の生菓子など、ここまで足を運ばないと食べられない、貴重なメニューばかりです。

その和菓子のこだわりを、18代目に聞いてみました。…が、ほかの社員の方に、全力でサポートされていました。

18代目が「奇をてらっていない…」と言うと、広報担当が「素朴なお菓子」とフォロー。すると、部長が「身近なお菓子」と、重ねてフォロー…そうやって、成長していくんですね。

そんな、彼の評判は、親しみやすく、社内でも人気者のようです。

今回、どうして取材を受けてくださったのかも、聞いてみると、18代目の奥さんが普段あまりテレビを見ないそうですが、マツコの知らない世界だけは、毎週見ているということで、奥様に背中を押されての出演だったようです。

また、虎屋の次期社長としての豊富を、聞いてみたところ、「和菓子の国際化」と、「親父に認めてもらえる人間になれるように頑張ります」と、意気込みを熱く語ってくれました。

スタジオにも、見学に来ていて、登場してくれました。お土産に、とらや工房限定のどら焼きを、マツコさんへ。

「皮がめちゃくちゃ美味しい」と、どら焼き好きのマツコさんも、納得の美味しさでした。

ちなみに、17代目がテレビ出演をOKしてくれたのは、何故なのか聞いてみると、マツコさんを「鋭いこともおっしゃるけれど、愛情を持って突っ込んでられる」と、コメント。

以前番組で、トヨタの豊田彰男さんと共演していたシーンを見て、「彰男さんのお人柄を、マツコさんが引き出されてる」と、べた褒めして、御三家和菓子の世界は、終了しました。

最後に

なかなか和菓子を食べる機会が、普段ないですが、だからこそ、本当に美味しいものを、味わって食べてみたいなと感じました。

今回は、「YOSHIKIの世界」、「デリバリーグルメの世界」と「御三家和菓子の世界」の3本立てでした。

「YOSHIKIの世界」と「デリバリーグルメの世界」は、こちらをご覧下さい。

https://www.sacchiga.com/matsukonoshiranai_050/
https://www.sacchiga.com/matsukonoshiranai_051/

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