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食中毒の恐怖!秋に多い原因と食中毒予防の3原則

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真夏のうちは、うだるような暑さが続き、夏バテによりあまり食欲がない。

しかし、秋に入り食欲が増しておいしいものをたくさん食べたくなる。

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まさに食欲の秋ですが、涼しくなったからと言って油断していると食中毒にかかってしまうかもしれません。

そこで今回は秋に注意すべき食中毒について触れていきます。

目次

秋に多い食中毒とは

梅雨か夏にかけては細菌やウィルスによる食中毒が多く発生しますが、秋には自然毒によるものが多くなります。

自然毒とは、もともと動物や植物が持っている毒の事を指します。

秋に多くなる食中毒の原因をいくつか紹介します。

毒キノコ

秋の味覚として代表的なキノコですが、中には毒を持っているものもあります。

キノコは毒を持っているのかそうではないのか見分けがつかないものもあります。

また、毒も種類によって様々あります。知識のない状態でのキノコ狩りはやめましょう。

フグ

フグは、年中出回っているのではと思う方もいるでしょうが、秋から冬にかけて天然のフグが市場に出回るようになるのです。

フグを提供する場合は免許がいりますが、自分で調理してフグ毒による食中毒にかかる人が毎年います。

フグ毒は「テトロドトキシン」という猛毒の神経毒で、体のしびれなどが出て、最終的には呼吸が止まって死んでしまう恐ろしい毒です。安易な気持ちでの調理は避けましょう。

カンピロバクター

主に鶏肉に多い細菌です。

高温多湿を好む菌で夏場にも多い食中毒ですが、秋だとしても20℃を超える日には注意が必要です。

主な症状は、下痢、腹痛、発熱などで、そのほかには頭痛、めまい、筋肉痛などの症状が出る場合があります。

風邪の初期症状と間違ってしまう場合もありますので、しっかりと病院を受診しましょう。

食中毒の予防の3原則

細菌やウィルスによる食中毒を予防するために予防の3原則に「つけない」「増やさない」「やっつける」というものがあります。

つけない

きれいだと思っている手には思ったよりも様々なものがついています。

そのまま調理すると手についた菌が食べ物についてしまったり、その逆が起こったりします。

食材、手以外にも食器など食べ物が触れるところはしっかりと洗っておきましょう。

また、菌が他の食べ物に移らないようにしっかりと個別に分けて保存するというのも有効的です。

増やさない

細菌の多くは高温多湿という環境を好みます。

つまり、その環境において増えやすくなるということです。

10℃以下になると菌の増殖がゆっくりとなり、マイナス15℃で増殖が止まると言われています。

保存はしっかりと低温で行いましょう。

やっつける

全部ではありませんが、ほとんどの細菌やウィルスは加熱により倒すことができます。

肉も野菜もしっかり加熱することが食中毒予防になります。

肉の場合はしっかりと仲間で火を通すようにしましょう。中心部を75℃で1分以上加熱することが目安になります。

最後に

いかがでしょうか?

夏場が終わり、少し油断したところに食中毒は漬け込んできます。

食中毒は予防が一番大事です。

しっかりと知識を持って食中毒を予防していきましょう。

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