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氷上の華麗な戦い!平昌オリンピックまでの熱き闘志。(宮原知子選手編)

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男子の次はフィギュアスケート女子シングルスについてご紹介します。

女子フィギュアといえば国民的な人気選手、浅田真央さんがあげられますが、昨年惜しまれながら引退しました。引退の理由は長年トリプルアクセルを跳び続けたことに因る疲労説などもありましたが、本人がはっきり言っていたのは「ロシア勢の躍進」でした。

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確かにここ数年ロシアでは、毎年才能あふれる若い選手がジュニア大会からシニア大会に参入してきています。中でもエフゲニア・メドベージェワ選手は、まだ19歳と言う若さでありながら、これまでの女子の歴代最高得点を更新し、常に首位をキープする絶対女王となりました。今年は足の怪我でグランプリファイナルは欠場しましたが、平昌オリンピックには意欲を見せています。

そして今年はザキトワという15歳の美貌の少女がメドベージェワ選手に次ぐ才能を示し、グランプリファイナルでは高得点で優勝しています。平昌オリンピックはこの二人の活躍が予想されますが、日本選手も頑張って欲しいです!

それでは、日本の女子選手の中で安定した実力を誇る宮原知子選手について詳細します。

目次

ミスパーフェクトと呼ばれる実力派宮原知子選手

真面目で練習好きの宮原選手。メドベージェワ選手よりも一つ年上です。

シニア初参戦の2013年グランプリシリーズは5位、全日本選手権は4位で、ソチ五輪は出場できませんでした。

しかし、2014年四大陸選手権では2位となり、これ以後めきめきと力をあげていきます。

2014年ロンバルディア杯で優勝。2014年のグランプリシリーズは2戦を3位で終えて、ファイナル進出は逃したものの、その年の全日本選手権では優勝しました。そして2015年の世界選手権では銀メダルを獲得して、世界トップの選手として認められるようになります。

2015年は好調を維持してグランプリファイナルにも進出して銀メダルとなりますが、2016年の世界選手権ではロシア勢に押されて5位に沈みました。

それでも2016年、去年と同様にグランプリファイナルに進んで、同じく2位となり、銀メダルを獲得しました。そして全日本選手権では浅田真央選手と同様の3連覇を果たします。

宮原選手のスケーティングの見どころ

宮原選手はミスパーフェクト、と呼ばれるほどミスが少なく安定した演技ができる選手です。

体も小さくて地味な印象のため、“点数を取るための面白みのないスケーティング”と酷評する人もいますが、宮原選手は練習を頑張り、あれだけ練習したのだから大丈夫!という自信がミスをしない試合を支えているのです。

その宮原選手も昨年は1月に左股関節の疲労骨折と診断されて、長期間試合から離れました。やっと試合に出たのは10月のグランプリシリーズ。それでも2戦目のスケートアメリカで優勝し、グランプリファイナルにも進出出来ました。

それからは本来の宮原選手の滑りが戻り、また怪我で満足に氷上で滑れない時期に磨いた表現力も加わって、より質の高い大人のスケーティングをすることが可能になりました。もうつまらない滑り、と言われることもないでしょう!

また左右両回転でできるスピンは宮原選手しかできない独自な魅力です。

日本のエースとしてさらに進化した宮原選手。

是非とも表彰台に上がって欲しいです!!

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