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抗ガン、高血圧対策に?らっきょうの効果とその効能のヒミツ。

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らっきょうには、特別多くの栄養素が、含まれているわけではありません。

しかし、らっきょうに含まれている成分は、数多くの良い作用をもたらしてくれます。

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そのため、らっきょうは、畑の薬ともいわれて、昔は漢方薬として使われていました。

目次

らっきょうの力

血液サラサラ作用

らっきょうの特徴でもある独特の匂いは、硫化アリルという成分のもので、ビタミンB1の吸収を通常の7倍に高めてくれる働きがあります。

これにより血液が浄化され血行が良くなり、循環器の機能が正常化されます。

血液の循環が良くなることによって、身体が温まり発汗作用が高まり、解熱効果も期待されます。

抗ガン作用

ガンの発症を抑える酵素の働きを助ける成分が含まれていることから、ガン予防にも効果があるとされています。

また、らっきょうに含まれるサポニンという成分に抗菌効果もあることから、胃ガンの原因であるピロリ菌をやっつけてくれるともいわれています。

サポニン

植物の根っこや茎に多く含まれる、サポニンという成分があります。

らっきょうにも、これが含まれており、脂質の代謝を促進して、コレステロールや中性脂肪を下げる効果があります。

他の食材と一緒に食べて、サポニンが脂肪の吸収を抑えることから、ダイエットに効果があるといわれています。

アリシン

らっきょうに含まれている、アリシンという成分には、血糖値を通常に保つために必要な、インスリンの働きを促進する役割があります。

食物繊維フルクタン

らっきょうには、水溶性の食物繊維であるフルクタンという成分があります。

これは100gあたりに18.6g含まれており、食物繊維が多いことで有名なゴボウでも100gあたり2.3gです。らっきょうの約90%が、フルクタンです。

このフルクタンには、食後の血糖値の上昇を抑える働きと、体内への脂肪の吸収を抑える働きがあります。コレステロールの上昇も抑えてくれ、糖尿病の予防にも効果が期待されています。

しかし、このフルクタンは、加熱などで減少してしまいます。生のままお漬物にするだけでも半減してしまいますので、できるだけ生のまま食べるようにした方が、フルクタンの効果は高まります。

エシャレット

らっきょうを生で食べようとすると、えぐみがあったり、繊維が口に残ったりと、好んで生で食べる方は少ないかもしれません。

このらっきょうを、生で食べやすいようにしたものがエシャレットです。

もとは、らっきょうと同じものですが、日に当てないように栽培し早い時期に収穫したもので、普通のらっきょうと比べるとえぐみが少なく柔らかいのが特徴です。

生食用ですので、マヨネーズをつけたりサラダにいれたりなどして食べることができます。

におい対策

身体に良い食べ物は積極的に摂取したいですが、らっきょうを食べたあとは、あの特有の香りが漂いますよね。

その匂いには、カテキンが効果的だそうです。

らっきょうを食べてすぐ胃に吸収される前に、カテキンを含むリンゴを皮ごと食べると、においを防いでくれるようです。しかし、食事中にこの方法を行うのはちょっと難しいですよね。

これ以外にも、緑茶にもカテキンが含まれていますので、らっきょうを食べるときは緑茶を飲むとよいかもしれません。

最後に

らっきょうには、身体に良い作用を多くもたらしてくれます。

昔は漢方薬として使われていましたが、今では生のもの以外にも酢漬けしたものが売られており、簡単に手にいれることができます。

適度に摂取して、健康な生活を送りましょう。

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