前回は、薩摩藩では、世に言う「お由羅騒動」が起こり、藩主・斉興(鹿賀丈史さん)によって、嫡男・斉彬(渡辺謙さん)派と目された人々が切腹や島流しで次々に断罪されます。

吉之助(鈴木亮平さん)たち郷中の師匠・赤山靭負(沢村一樹さん)も切腹を命じられた1人。

吉之助は、赤山の命を救うことができるのでしょうか?

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前回の第3回「子どもは国の宝」を見逃した方は、是非こちらをどうぞ。

西郷どん 第3回「子どもは国の宝」のあらすじとネタバレと感想。

それでは、第4回「新しき藩主」のあらすじと感想です。

赤山の切腹

吉之助と正助(瑛太さん)たち郷中仲間は、斉彬の異母弟・久光(青木崇高さん)の屋敷に押しかけ「どうか、此度の赤山靭負先生・切腹の命、お取り消しをお願いします」と、土下座をして頼み込みます。久光は「オイはどげんすっこともできん。オイに言うな!」と、逃げるように屋敷を後にします。

江戸では、今回の顛末を由羅(小柳ルミ子さん)が黒幕であるかのように記した「妾の呪い」という瓦版が広まっているのだそう。由羅は「皆、私を憎むがいい。殿様が無傷ならそれでいいわ」と、少し芝居がかった様子。久光は「母上~」とすがりつきます。この2人はどうにも道化の役回りですね…。

吉之助の家に、以前に助けた中村半次郎少年(中村瑠輝人くん)が、芋を持って訪ねて来ました。相変わらずボロボロの服で貧しい身なりですが「西郷さんのおかげで、侍を捨てずにすみました」と、お礼に来たのです。吉之助は「お前の剣の腕前は本物じゃ。せいぜい気張って、お父上に負けん立派な侍にならにゃいかんぞ」と声をかけます。

赤山靭負の弟(井戸田潤さん)が、吉之助の父・吉兵衛(風間杜夫さん)を訪ね、赤山靭負の介錯を依頼しました。赤山は死を覚悟し、吉之助ら郷中仲間を屋敷に呼んで酒を進めます。皆、これが最後の酒席になると理解し、過去の思い出を語り合います。赤山は皆に「郷中ちゅう桶ん中でぶつかりおうて、切磋琢磨して、立派な侍になってくれ。それがおれの最後の願いじゃ」と、遺言を残します。

嘉永3年3月4日、赤山は切腹。介錯は吉兵衛が立派に務めます。吉之助は切腹に立会い、赤山の最後を見届けました。赤山の血がついた切腹裃を掴み「決して許せんぞ」「あの女をたたっ斬る」と、赤山邸を飛び出しますが、「赤山様の死を無駄にすんな!」と、吉兵衛に止められます。裃を握りしめて慟哭する吉之助…。

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大久保次右衛門の島流し

処罰は大久保家にも及び、正助の父・次右衛門は喜界島に島流しに。吉兵衛は次右衛門に「心配はいらん、おはんの家のことは、オイにまかせとけ」と、次右衛門を見送ります。息子の正助は、謹慎の身となってしまいます。吉之助は、江戸にいる島津斉彬公に、次々と有能な人材が断罪されていく現状を嘆き、次の藩主になって薩摩藩を救ってほしいという書状を贈ります。

正義の斉彬対悪政の斉興という構図ですね。斉興と調所の政治は、藩の財政を立て直したという面を見ると、悪いところばかりではなかったとは思います。しかし、息子が嫌いだという理由で、息子に味方すると思われる家臣を次々と裁いていくのは、やり過ぎですよね…。

隠居勧告

藩主・島津斉興は年始の挨拶で将軍に謁見。しかしその席で将軍から茶器が下肢されました。それは隠居勧告を意味します。

斉興と斉彬親子は、年始の挨拶をします。斉彬は処罰を受けた多くの者を思い「この者たちのために、私は島津の当主となり、薩摩を立て直さねばならんのです」と言いますが、斉興は「わしが安々と隠居すると思うちょったか」と、反論します。隣室にはこっそりと話を聞く由羅の姿が…。

斉彬は、幕府は斉興が隠居すれば、琉球出兵を拒否したことなどを全て丸く収めると言っていると、さらに隠居を迫りますが、斉興は「お前に藩主の座を譲るぐらいなら、わしは島津家もろとも消える。それぐらい、わしはお前が好かん」と、断固拒否の構えです。

斉彬はいきなり鼻をかむと、密貿易で手に入れた拳銃を取り出し、弾丸をひとつだけ込めて「生き残ったほうが薩摩の藩主です」と、拳銃をこめかみに当てます。いわゆるロシアンルーレットです。斉彬が引き金を引き…カチリと音がしますが、弾丸は出ませんでした。拳銃を渡された斉興もこめかみに銃口をあてますが、恐怖で「あああ!」と叫び、突っ伏して拳銃を投げ出します。

勝負はついたと判断、斉彬はその場を立ち去ります。そこに由羅が「いや、私はいや!久光は、久光はどうなるのですか」と叫びながら、斉彬に向って拳銃の引き金を引くと、弾丸が発射され、柱に当たりました。

新しいお殿様

この後、斉興はしぶしぶながら隠居届を提出。斉彬は43歳にしてやっと、藩主の座につくことになりました。斉彬が藩主になったという一報を聞いた吉之助と正助は歓喜します。郷中仲間は赤山の墓に報告しました。

嘉永4年5月8日、斉彬はついに、第11代薩摩藩主となりました。薩摩城下に入った華やかな行列は、人々から歓喜の声で迎えられます。斉彬は、行列の前に飛び出した子供たちをも咎めず「子は国の宝だ。新しい殿様はこんな顔だ。よろしく頼む」と、声をかけます。吉之助は喜びのあまりに「うおーー!」と、吼えるのでした。

次回は「相撲じゃ!相撲じゃ!」です。

藩主・斉彬に披露される相撲大会に、吉之助が出場。

さらに後の「篤姫」こと於一(北川景子さん)も相撲大会を観覧、ひと波乱あるようです。

北川景子さんも登場、いよいよ役者が揃います。次回も楽しみですね!