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西郷どん 第19回「愛加那」のあらすじとネタバレと感想。

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第18回、吉之助(鈴木亮平さん)は幕府から逃れるため、菊池源吾という偽名を使って奄美大島で潜伏生活を送ります。

生き残ってしまったことに絶望し荒れ狂う吉之助は、島の人達を拒絶します。

伝染病にかかり生死をさまよう吉之助を助けるため、島の娘・とぅま(二階堂ふみさん)は、吉之助を徹夜で看病。回復した吉之助は精神的にも落ち着き、砂糖や島について知りたいと、とぅまにお願いをしたのです。

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前回の第18回「流人 菊池源吾」を見逃した方は、是非こちらをどうぞ。

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それでは、第19回「愛加那」のあらすじと感想です。

目次

シマンチュと吉之助

病が回復し、すっかり気持ちが落ち着いた吉之助。届いた扶持米を全て炊き、握り飯にしてみんなに振る舞います。そしてサトウキビを絞る機械の車輪が壊れると、木ではなく鉄の車輪にしてはと提案。しかし佐民(柄本明さん)は「それはやめてくりしょり。米の飯をあげるんもやめてくりしょり」と、吉之助を牽制します。

薩摩から、正助(瑛太さん)の文が届きました。鉄の車輪については待つように。藩に目をつけられないよう静かに過ごして欲しい…という内容です。「こん島の人たちも、おはんも、みんな薩摩の民じゃ!」と島の暮らしを良くしたいと力説する吉之助。しかしとぅまは「菊池様はいつか薩摩に帰る人…」と、寂しそうな目でつぶやきます。

毎日畑に手伝いに来るようになった吉之助は、隣村の人々が捕まって連行されるところを目撃。島代官の田中(近藤芳正さん)は、彼らが砂糖を隠し持っていたと言いますが、信じられない吉之助は「隠し持っちょっちほんのこっでごわすか?」と、確認します。佐民は「菊池様、もう我々と関わるんはやめてくりしょり」と、波風を立ててないようにと吉之助にお願いをするのです。

代官所破り

島代官の田中は、佐民の家にもきました。役人は持ってきた砂糖を、さも家の中で見つけたように「あったど!」と言いながら出したのです。龍家の人々は「濡れ衣ど!やめれ!」と抵抗しますが、佐民と富堅(高橋努さん)が捕まり、連れ去られてしまいました。

牢屋で2人を痛めつけながら、島代官の田中は「佐民、いい加減やったっち言うてくれんか。そいでわしも助かる」と、自白を強要します。砂糖が少ないと上役に叱られ、保身のために、シマンチュが盗んだことにしようとしているのです。

とぅまは村人を連れて、代官所に押しかけます。吉之助は「おいが薩摩の役人に訴え出る。じゃっでここは鎮まってくいやい。頼む!」と、とぅまを止めようとします。しかしとぅまは「いつか薩摩に帰るものを信じられない」と、松明を持って村人を扇動し、代官所に突入してしまいます。

菊池源吾の正体は…

混乱の中、島代官の田中がとぅまだけに「佐民に合わせてやる」と声を掛けました。暗い牢屋の中で、佐民と富堅の2人は気を失って倒れていました。田中は「殺すにはもったいなか女じゃのう。わしのアンゴにならんか。もっとよか暮らしがでくっど。あん2人も牢から出してやる。お前次第じゃ」と脅迫、とぅまを手篭めにしようと襲いかかってきました。

とぅまは「お前のアンゴになるなら死ぬ!」と叫びながら、自分のかんざしを喉元に当てます。そこに吉之助が現れてとぅまを助けます。役人たちに捕まった吉之助は「島の者たちを苦しめるのはやめてくいやんせ」「民が苦しんじょっとならそいを助けるのが政じゃ!」と田中に訴えます。「少しでも多く砂糖を藩に納めっとは当然じゃろが!」「藩に背くっとか?」という田中に、吉之助は怒って「人として許せんこつは許せん!」と、佐民と富堅の牢の鍵を壊してしまいました。村人は佐民と富堅を助け出して代官所から逃げ出します。

代官所を破られた田中は「菊池め…!」とつぶやきながら、上申書を書こうとします。そこに見聞役の薩摩藩士・木場伝内(谷田歩さん)が現れました。彼は「畏れながら上申書を薩摩に送るのは、お考え直された方がよかち思いもす」と言いながら、正助が田中に宛てた手紙を差し出しました。そこには、菊池源吾の正体が西郷隆盛だと書かれていたのです。「まさか、あん男が西郷…」と、驚きを隠せない様子の田中。結局、この一件が薩摩に知らされることはありませんでした。

菊池源吾と愛加那の結婚

明くる日、とぅまは目を閉じて波打ち際に立ちます。巫女のユタ(秋山菜津子さん)が「とぅま、やーじゃなあ見えとるか」と聞くと、「あん人に寄り添ってる、わーが見えます」と返答。ユタが「その先は?」と聞くと、「わーは1人でここに立ってます。あん人はいません。わーはいつまでも1人で待ってます」と答えました。ユタが「やいじゃ、いっちょね?(お前はそれでいいのか?)」と聞くと、とぅまは無言で微笑み返しました。吉之助は、やがて薩摩に帰ってしまう人。それでもいいと、妻になる覚悟を決めたのです。

とぅまは夜、吉之助の寝所を訪れ「わーをアンゴにしてくれしゃり」と、切ない顔で言います。吉之助は「アンゴ…オイは、それはできん」と断りますが、とぅまは「わーが好きだ」と言いながら、着物をするりと落とします。吉之助は脱いだ着物を肩に掛けました。「死に損ないのおいが、こん島に来てやっと生きようち思うこっができた。おはんに出会えたからじゃ。そげな女子をアンゴになどできん。とぅまどん、おいの妻になってくいやんせ」とプロポーズしたのです。とぅまは嬉し涙を流しながら、吉之助の胸に飛び込みました。

祝言を挙げた2人に、酒を振る舞って喜ぶ村人。吉之助もシマンチュと同じ髷を結いました。佐民は「いつまでも幸せが続けばいんがや」と、先行きを不安視しますが、佐民の妻は「とぅまだって何も言わず、何も考えず、ただ今はあん人のそばにいたいんですよ」と、つかのまの幸せを喜びます。

その夜、とぅまは新しい名前をつけて欲しいと、吉之助に頼みます。心のこもった名前をと考えた吉之助は「愛」を思いつき、そこに大島での女性の敬称・加那をつけ、愛加那と名付けました。愛加那は「いい名だよ、うれしゃー!」と喜びます。吉之助は、自分の本名は西郷吉之助だと教えますが「おいは菊池源吾としてこの島で生きる」と、決意したのです。

次回、第20話「正助の黒い石」。

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島で穏やかに愛を育む吉之助と愛加那の2人。

それとは対象的に、江戸や薩摩では、政治的な動きが…。大老・井伊は暗殺されてしまいます。

そして正助は、藩を仕切る久光に接近し、郷中の仲間と対立しながらも出世の道を目指します。

黒い石とは、どんなものなのでしょうか?次号も気になる展開です。

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