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西郷どん 第36回「慶喜の首」のあらすじとネタバレと感想。

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前回の第35回、あくまで慶喜(松田翔太さん)を倒そうとする吉之助(鈴木亮平さん)と、血を流さずに新しい世の中を作りたい龍馬(小栗旬さん)は、方針の違いで決別。その後、龍馬は暗殺されてしまいます。

龍馬の死を惜しむ間もなく、吉之助は王政復古の大号令を出すために御所を占拠し、徳川家を新政府から排除することに成功しました。

今で言うクーデターです。さらに浪士などを抱き込んで江戸に火を放つよう命じ、江戸城二の丸は炎上。薩摩の仕業だと分かると、旧幕府陣営は憤慨し大阪から京都への進軍を開始します。

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朝敵になることを恐れた慶喜は大阪に留まりますが、吉之助は最前線に立ち、戦の鬼と化して慶喜の首を狙うのです。

前回の第35回「戦の鬼」を見逃した方は、是非こちらをどうぞ。

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それでは、第36回「慶喜の首」のあらすじと感想です。

目次

鳥羽伏見の戦い

薩摩を中心とする新政府軍は、京を守ります。一方、旧幕府軍は大阪城を本拠地として、京に向かって進軍。そして慶応4年1月2日、鳥羽と伏見の地で2つの軍が激突しました。

御所と鳥羽伏見は、わずか10km程度の距離。そこで始まった戦に、御所内の公家たちは怯えます。兵力では旧幕府軍が上回り、新政府軍は劣勢になります。

突然、新政府軍が美しい旗を掲げました。これこそ500年以上前に後醍醐天皇が掲げたとされる伝説の「錦の御旗」。岩倉具視(笑福亭鶴瓶さん)の独断で作られたものでした。これを見た旧幕府軍の兵士たちは戦意喪失し、戦況は逆転します。吉之助は「こんまま一気に大阪まで追い打ちをかけっどー!」と号令を出します。弟の信吾(錦戸亮さん)が「追い打ちせんでもよかもそ」と抗議したとき、信吾に銃弾が当たり重傷を負います。

逃げ出した大将

寝返り者も現れ、追い込また旧幕府軍。家臣たちは慶喜に籠城を進言します。しかし慶喜は、味方の兵を置き去りにして夜中に大阪城を抜け出し、開陽丸に乗って江戸に向かいました。

開陽丸は嵐に遭遇、何とか江戸についた慶喜は、城に入ると火鉢やうなぎの蒲焼きを運び込ませます。そこに勝海舟(遠藤憲一さん)が部屋に入ってきて「うなぎなんぞ食ってる場合か!」と一喝。「戦に負けたのも、徳川の名を地に貶めたのも、みんなアンタだ」「アンタは徳川の恥だ!」と叱責。

側室のおよし(高梨臨さん)も「あなたが心から悔い改め謝れば、必ず許してくれます。そうしないと西郷様は地の果てまで追いかけてきます」と、思いをぶつけます。しかし慶喜は怒って「出てけ」と言い放ちます。およしは「本当にいいんですね」と念を押した後、頭を下げて立ち去って行きました。勝も「哀れだね」と言って、部屋をあとにします。

西洋の医術

薩摩軍の野戦病院となった鍵屋では、女中のお虎(近藤春菜さん)がケガ人の介抱に奔走。そこに一蔵(瑛太さん)が、イギリス人医師のウィリスを連れてきます。当時、京に外国人が入ることは禁止されていたので、お虎はびっくりして腰を抜かしました。

医師はクロロホルムで麻酔をし、当時世界トップクラスの技術でケガ人を処置。大勢の兵士が救われました。処置された信吾は、やがて目を覚まします。「兄さは鬼になってしもうた」とつぶやく信吾に、一蔵は吉之助が英国公使パークスに医師派遣を頼み込み、天子様に京に外国人が入る許可を願い出たのだと、教えてくれました。

慶喜が江戸に逃げたことを知った新政府軍は、関東へと動き出します。信吾は「オイは最後まで戦って、兄さの覚悟っちゅうもんをこの目で見たか」と、再び戦場に向かいます。お虎は「西郷はーーん!」とすがりますが、吉之助は「達者での」と、江戸へと出発します。

降伏する慶喜

駿府に新政府の大総督府が移されます。大総督、つまり臨時の軍司令官として有栖川宮(小須田康人さん)が、参謀として西郷吉之助や宇和島藩・林玖十郎(岡部たかしさん)が任命されました。慶喜は上野の寛永寺に謹慎。尾張義勝、先の御台所である静寛院宮などから、進軍を止めるよう嘆願書が届きます。吉之助は「慶喜討伐は天子様のご命令にごわんど」と、あくまで進軍を主張。会議の末、江戸城への総攻撃が決定しました。

慶喜が謹慎する寛永寺に、勝が現れました。新政府軍が川崎まで迫る中、慶喜は「おれはただひたすら天子様のお許しを賜れるのを祈って待つのみだ」と、静かに降伏の意を示します。

旧幕府軍にはフランスの援助により、最新鋭の武器や軍艦が揃っています。勝は自分に任せれば、駿府の大総督を海から一斉に砲撃、そらに京に責めこんで、逆に薩摩を朝敵にしてみせると豪語。「さて、どうなさる」と決断を迫ります。

慶喜は「もはや朝廷に刃を向けるつもりなどない」と力なく答え「勝、後始末は任せた」と、壁に飾られた「尊攘」の書を眺めながら、すべてを一任しました。「尊攘」は、慶喜の父である徳川斉昭が作った言葉だと言われています。どんな気持ちでこの書を見ていたのでしょうか…。

篤姫との再会

勝は駿府に、山岡鉄太郎(藤本隆宏さん)を使者として送り込みます。山岡は吉之助に、勝からの書状を渡して進軍を止めるように願い出ます。吉之助はけんもほろろの対応ですが、山岡は食い下がり、その場で羽織を脱いで短刀を出し切腹しようとします。吉之助が止めても「この命と引き換えに我らが願い、天子様へお伝え願いとう存じます」と、引き下がりません。覚悟を悟った吉之助は「分かりもした、勝様にお会いしましょう」と、受け入れました。

新政府軍は、東海道、東山道、北陸道の3手から関東に向かいますが、江戸の手前で進軍を中止。吉之助と数人のお供で江戸に入ります。品川の磯田屋で休憩しますが、かつての飯盛女で賑やかだった姿はありません。薩摩の侍だと分かると、他の客は蜘蛛の子を散らしたように店から逃げてしまいました。

そこで、篤姫の指南役だった幾島(南野陽子さん)と出会います。少し老けたようですが「控え~よ」の独特の口癖と不遜な態度は変わっていませんでした。幾島は、秘密裏に江戸城へと吉之助たち一行を招き入れます。そこには、あの篤姫(北川景子さん)が。今は落飾して天璋院と名乗っています。吉之助と篤姫、輿入れしてから実に13年ぶりの再会となりました。

次回、「江戸城無血開城」。

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「徳川は降伏する」と宣言する勝に対し、「完膚なきまでに徳川を潰さねばなりもはん」と、徹底的に戦う覚悟の吉之助。

そんな中、桂は「また裏切るのか?」と一蔵に問います。

新政府側も一枚岩では無いということでしょうか?

「戦う覚悟にございます」と言い切る篤姫、なぜ吉之助に接触してきたのでしょう。

吉之助の決断は!?次回も楽しみです。

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