ペットショップに行くと、よく見かける動物の一つがうさぎです。ペットとしての人気は、犬や猫に負けていません。
様々な種類のうさぎが、日本中でペットとして飼育されているんです。
そんなうさぎの種類、実は120以上もあるそうです。これを聞くと、一体どんな種類のうさぎを飼えば良いのか、不安になりますよね。
そこで今回は、ペットとして人気の高いうさぎを5種類ご紹介いたします。
ネザーランド・ドワーフ
ピーターラビットのモデルとして有名になった種類です。
ドワーフという言葉の通り、小柄なうさぎです。オランダで品種改良をした種類です。
大人でなんと1kgしかありません。体の大きさは25cmですから、かなり小さいですよね。
性格はフレンドリーで活発です。飼い主に対して愛情を抱く様子は、まるで犬や猫のよう。
抱っこを嫌がらない子が多いので、スキンシップを楽しめるでしょう。
ロップイヤー
垂れ下がった耳が印象的な、ロップイヤー。スペインのアナうさぎを改良して出来た品種です。
とても頭が良いので、遊ぶのが大好きです。ケージのような狭い場所にいるとストレスが溜まりますので、毎日最低10分は出してあげるようにしましょう。
何日も閉じ込めた後にケージから出すと、嬉しさのあまりテンションが上がり過ぎて、カーペットをボロボロにする程遊んでしまう事もあります。
耳が垂れているのがチャームポイントなのですが、ゴミが溜まりやすいという短所もあります。
ですから、飼い主が耳掃除をしてあげないと汚れていってしまいます。
自分で耳掃除をするのが心配な人は、獣医さんにやってもらうと良いでしょう。
パンダウサギ
オランダ原産のうさぎで、白と黒のカラーが特徴。ここから、パンダウサギと呼ばれるようになりました。
とても人懐っこくて飼育しやすいので初心者にも安心、日本でも昔から親しまれてきた種類です。
ペットとしての歴史は、1960年頃から。うさぎを室内飼い出来るということで、大流行したようです。
大人になると、ネザーランドドワーフより少し大きくなります。体重で言うと、1.5~2.5kgくらいです。
チンチラウサギ
チンチラという動物によく似せて改良された、チンチラウサギ。
モコモコした毛皮は美しく、昔は毛皮にされていた事もあったようです。
チンチラウサギには、スタンダード・ジャイアント・アメリカンの3種類があります。
どの種類も頭が良いのが特徴で、飼い主の声を聞き分ける事が出来るそうです。
アンゴラウサギ
衝撃的な程、毛の長いうさぎです。毛の質は柔らかく、撫でていてとても気持ちが良いです。
セーターや帽子などに利用されたりもしますが、被毛を採取する時のやり方が残酷なため、中国製のアンゴラを使用中止するブランドが増えています。
毛は15cmくらい伸びる事があるので、カットしないでおくと顔が完全に隠れてしまいます。
大人になると体長約40cm、体重3kgくらいになります。
大人しい性格をしていますが、人懐っこくフレンドリーな性格の子もいるようです。
最後に
今回は、ペットとして人気が高くおすすめのうさぎを5種類ご紹介しましたが、いかがでしたか?
どれもペットショップで見かける事が出来るうさぎですので、入手方法には困らないでしょう。
うさぎも種類によって性格が違いますので、今回ご紹介した以外のうさぎを飼う時でも、きちんと把握してから決めると良いでしょう。
うさぎも、犬や猫と同じく愛情を持って接すれば、ちゃんと応えてくれますよ。