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栄養の宝庫!枝豆の種類、栄養素、選び方、保存方法について。

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枝豆は、大豆を未熟なうちに収穫したものということは、ご存知な方が多いはず。

しかし、大豆は豆類で、枝豆は野菜に分類されるということもご存じでしたか?

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今回は、そんな不思議な枝豆について調べてみました。

目次

枝豆の種類

枝豆はサヤや種皮、産毛の違いなどによって大きく3種類のものに分類されます。

青豆(白毛豆)

一般的な緑色の枝豆です。

主要産地は関東地方ですが、今では全国的に生産されるようになりました。

サヤは鮮やかな緑色で、白色の産毛が特徴です。

一つのサヤに2つか3つの豆がつきます。旬は6月から9月です。

茶豆

茶色のうす皮が特徴で、2粒サヤが主体です。

一般的なものより香りがとても強く、コクと甘みが濃厚です。オルニチンという成分が他のものに比べてより豊富に含まれています。

主要産地は東北地方で、収穫時期は9月から10月と、遅い品種が多いです。

黒豆

うす皮が少し黒みがかっており、大粒で少し歯ざわりのある食感が特徴です。

黒豆特有の深い甘みと、凝縮されたコクがあります。

主要産地は関西地方で、収穫は9月から10月と短く、生産量も少ないためあまり多くは市場に出回っていません。

枝豆は栄養の宝庫

枝豆には幅広くいろんな栄養素が含まれています。それによる体への効果も多く期待されます。

ビタミンB1

豚肉やウナギに多く含まれるとして有名ですが、枝豆にもしっかり含まれています。

これは糖質をエネルギーに変える働きをしてくれます。

メチオニン

カツオ、ブリ、ハマチなど魚介類に多く含まれる成分ですが、これが植物である枝豆にも含まれます。

これにはアルコールの分解を促す働きがあることから、二日酔いの予防に効果的といわれています。

ビールのおつまみに枝豆は、理由のある組み合わせなのですね。

オルニチン

シジミに多く含まれているとして有名ですが、これは肝機能の強化や、新陳代謝の活性を促す働きがあります。

疲労回復の機能も高いアミノ酸の一種で、疲労物質が溜まるのを防いでくれます。

更には美肌や若返りに有効な、成長ホルモンの分泌を促進するという役割もあります。

特に茶豆に多く含まれており、それはシジミの数倍ともいわれています。

イソフラボン

抗酸化作用があり、女性ホルモンに似た働きもしてくれます。

動脈硬化や更年期障害を抑えるだけでなく、肌のうるおいを保ち、髪質が落ちるのを防いでくれます。

肌のトラブル改善や、アンチエイジングの効果もあるとされています。

鉄分・葉酸

ホウレンソウや小松菜より多くの鉄分を含み、イチゴやブロッコリーより多くの葉酸も含んでいます。

これらが不足しがちな妊娠中にも適した食材ともいえます。

その他にも、食物繊維やミネラル類も豊富です。

栄養満点な枝豆ですが、カロリーが少し高いので注意しなくてはいけません。

一回の食事では20から25個のサヤを上限として摂取するとよいということです。

美味しい枝豆の選び方

生のものを選ぶときは、枝付きのものにしましょう。

残っている葉が、まだ青く新鮮なもので、一つの枝にサヤがまんべんなく付いているものが良いです。

サヤはふっくらとして緑色で、産毛がびっしりついているものが良いです。

保存方法

枝豆は、収穫後どんどん糖分が減り、味も落ちてしまいます。

新鮮なうちに茹でるか、茹でられない場合は、乾燥しないように新聞に包むかビニール袋に入れて野菜室で保存しましょう。

長期間保存する場合は、少し硬めに茹でて冷凍しましょう。

食べる時には、沸騰したお湯に凍ったままの枝豆を入れ、しっかり温かくなったらザルにあげて塩を振ります。

冷凍してもビタミンCの量は、さほど変わらないということが分かっています。

最後に

子どもから大人までみんなに人気な、枝豆。

あの小さな粒の中には、動物や魚介類など、野菜以外に多く含まれる栄養素も入っていることには驚きました。

適度に摂取して、健康な体を作っていきましょう。

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